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「海軍本部・七武海」VS「白ひげ海賊団」の戦争に巻き込まれるぐらいなら、地獄に居たほうがずっと安心、安全だ。
パニックの最中、当の海軍本部から電電虫が入った。
「今回の大脱獄劇の”主犯”は、”麦わらのルフィ”と”道化のバギー”の二人。
道化のバギー、我々は貴様を甘く見ていた。貴様が”海賊王ゴールド・ロジャー”の元クルーである事、さらには”四皇・赤髪のシャンクス”の兄弟分である事の調べはついている!!!その程の男が今までよくも水面下に潜んでいたものだ。
その船には、”ジンベエ””クロコダイル””イワンコフ”を初め、曲者200人以上の脱獄犯が乗船していることも確認済み。
忠告しておくが「正義の門」が開かない限り、「マリンフォード」到達は出来ない!!!お前たちは泳げる海もなければ、生きる道もない。・・・以上だ」
ル「エース必ず助け出す!!待ってろよ、海軍本部!!」
言いたい事だけ言って電伝虫を切った。
ル「レイリーにあったぞ、バギー」
ル「バギーさっさとその首をやれよ!!弱い癖に。シャンクスと一緒に居たのに何でお前そんなに弱いんだ」
バギ「お前ムカつく!!」
ル「ムカつくんなら、強くなれよ。元見習い赤鼻のバギー!そんなじゃ女の一人も守れんぞ」
ジンベエとワニが笑った。
冥王レイリーとも顔馴染みとくれば、囚人達はバギーを尊敬せずにいられなかった。
バギーはこの事がばれると厄介だと思っていたが、自分より賞金額の高い囚人達を利用して、うっかり「白ひげ」の首を獲れば
四皇も夢じゃない・・・と考えるに至り、囚人達を扇動して”世界を取る”ことをたきつけた。
キャプテン・バギーの熱い思いに、囚人達は忘れていたロマンを思い起こして、俄然やる気が出てきて、艦の心は一致団結した。
バギーは実力こそ弱いが、ウソップのように知恵が働き、口がうまいという能力に長けていたのだ。
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作者名:WinWin | 作成日時:2021年4月1日 5時