ルフィの物語１2 【ONEPIECE】 (ページ7)

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出撃の艦ページ7

ジン「黒ひげだけは許せんのう！！わしがエースさんを守る！！」

ク「クハハハ！！お前の頭脳はどうなってやがる。センゴクと黒ひげかァ…全ては！！」

ル「政府がバギーの事を知れれば、欲しがるだろな。あ、知ってるかも」

彼女はニンッと笑った。

バギ「お前・・・！！！」

ル「いいじゃん、どうせバレるんだし！！バギーは元ロジャー船で元見習いだよ。あ、言っちゃった」

彼女の一言でみんなが「はぁあああ！！！」
と驚愕した。

バギ「お前どうしてくれるんだ！！」と怒ってた。

ジン「お前さんがな・・・」とつぶやいた。

甲板では、舵を取るジンベエとクロコダイルが話しをしていた。

ク「魚と話が出来るのは人魚族の特殊能力かと思ってたが、お前がサメを呼べるとは・・・。魚人が魚と仲良くするとは常識外れではあるな、粗暴な種族のハミ出し者ってことか。」と言うと

ジン「それは褒め言葉と受け取ろう。魚人が粗暴というのも否定できん・・・！！」と大人の対応だった。

そこに彼女が来たので、ジンベエが彼女を呼び止めて

ジン「ルフィさんにゃ、エースさん救出のチャンスを貰った、深い恩が出来たのぉ」と礼を言ったが

ル「それはエースを助けたからにしろよ。」

ク「おい麦わら、おれの女になれ」

ル「ワニ何言ってんだ！」

ジン「純粋な心を汚してはならんのじゃ。クロコダイル」

ク「クハハハ！！純粋な心か」

ジンベエは、本当は彼女に今回の事とは別にアーロンの件で感謝と謝罪があったが、今はエース救出に集中する為にその話しはジンベエの心に置き、彼女へはエース救出で力になって恩を返すことを改めて決意した。

ジン「わしはジンベエと呼んでくれ。七武海をやっとったが、称号剥奪は確実じゃ、思う存分「海軍本部」で暴れてやろう！！」と言うと、バギーが腰をぬかして驚いた。

バギー以下の囚人一同は、せっかく命掛けで脱獄したのに、よりによって戦争によって海軍の全力が集約気された海軍本部に突っ込んで行くなどという狂気の沙汰に巻き込まれていることに、驚愕、焦燥、絶望でパニックを起していた。