ルフィの物語１2 【ONEPIECE】 (ページ40)

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この騒動によって、トラファルガー・ローの潜水艦は黄ザルの攻撃を寸前で回避することが出来た。込んだまま海へと沈み、黄ザルはベン･べツクマンに銃口を向けられ、潜水艦を追う事を諦めた。

赤髪「この戦争を終わらせに来た！！！よく頑張ったな、ルフィ」

ル「シャンクス来るの遅い。戦争を止めるんならはよ来いよ」

新世界に君臨する四皇の一角”赤髪のシャンクス”が「赤髪海賊団」を引き連れてマリンフォードに現れたことで、場内はどよめき、皆一様に戦いの手を止めて、赤髪シャンクスの動向に注目した。海軍では、昨日四皇”カイドウ”と小競り合いをしていたとの報告が上がっていた為、まさか昨日の今日でここに到着するとは思ってもいなかった。

だが、バギーへの宝の地図は嘘だった。そう言えばバギーがホイホイ動くことを知っていたから。バギーは旧友シャンクスの相変らずのいたずらっこぶりに怒ったが、その四皇シャンクスと対等にやりやうバギーの姿を見て、またもバギー信者達は感動を覚えずにはいられないのであった。

白ひげ「鼻ったれ坊主が！！」とつぶやいた。

鷹「白ひげと戦うことは承諾したが、赤髪は協定の範囲外だ！ルフィ、おれの刀を返さんか！」

ル「忘れてた！！ほらよ。血塗れだけどな」

鷹「見たらわかる。またな、ルフィ」と言って帰った

赤髪「これ以上欲しても両軍被害は無益に拡大する一方だ！！！まだ暴れ足りねェ奴がいるなら、来い！！！おれ達が相手をしてやる！！！」

海軍兵士達は、この先四皇と対峙するなど出来るわけもなく、立ちすくんだ。

静まり返った

マリンフォードに、シャンクスの声だけが響いた。

赤髪「全員、この場はおれの顔を立てて貰おう」