ルフィの物語 7 【ONEPIECE】 (ページ18)

今日:8 hit、昨日:8 hit、合計:24,984 hit

18 ページ18

※

ル「お前は船大工じゃねェだろうが！！！ウソップ！！！」

だが、ウソップは止まらない。
ルフィ達のように本職に筋道立てて説得され、考える時間があったわけでもなく、唐突に信頼していた仲間から切り出されたショックは大きかった。

ウ「絶対におれは見捨てねェぞ、この船を！！！おれの知ってるお前なら、そんな奴らよりこのメリー号の強さを信じたはずだ！！！！船長風吹かせて、何が"決断"だ！！！！！！見損なったぞルフィ！！！！！！」

彼女も再びヒートアップする。

ル「これはおれが決めた事だ！！！今さらお前が何言ったって意見は変えねぇ！！！」

もう説得ではなく喧嘩状態のこのやりとりに、見かねたナミとサンジが止めに入ったが、二人は聞く耳を持たない。
わめくようにまくし立てるウソップに、彼女はとびかかった。

ル「いい加減しろお前！！！お前だけが辛いなんて思うなよ！！！全員気持ちは同じなんだ！！！」

ウ「だったら、乗り換えるなんて答えるが出るハズがねェ！！！」

ル「・・・！！じゃあいいさ！！おれがこの船を下りて、お前がキャプテンしろよ！！お前らにロビンを救えんのか？人の闇を！！こんなおれに付き合わしてごめんな。バカで、能天気と思われてるが違う。一番に考えてるんだよ。お前たちの事を！！ナミ、ゾロ、おれが一番知ってる。お前の故郷でカヤとの大切な時間だろ。じゃな、元気でやれよ」と言いルフィはメリー号を降りた。