ルフィの物語５【ONEPIECE】 (ページ25)

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エンジェルビーチページ25

ゴーイング・メリー号は「特急エピ」に連れられて、雲をもう一段上階へと昇っていった。
先ほどの海"白海"で、下界の"青海"より7000m上空、さらに上層の"白々海"では1万mにも達していた。

その出口には「GODLAND SKYPIEA」の看板が掲げられていた。
スカイピアは、空から降ってきたガレオン船の中から見つけた地図に書いていた島だ。

麦わらの一味は、この夢のような光景に大はしゃぎで、我先にと島へ上陸して喜びを全身で表してはしゃいだ。

冷静なのは、ルフィとゾロとロビンだけだった。
ゾロは後先考えずに飛び出して行った仲間とは違って、島のことを観察しながらメリー号の碇を下ろした。
ロビンは、はしゃぐクルー達の様子を眺めながら、

ロビ「航海や上陸が・・・・・冒険だなんて、考えたことなかった」と感慨深げにつぶやいた。

ナミ達も、そこにあるいろんな花や実や、雲でできた家具などの、全て未知の物に感動した。

ふと気づくと、近くの岩場でハープを奏でる美しい天使がいる。
彼女はルフィ達に驚くこともなく、「へそ！」と挨拶すると

「私はコニス、何でも聞いてください」といきなり親切だった。

暫くすると、海の彼方から「ウェイパー」という不思議な乗り物に乗って、コニスの父「パガヤ」さんが帰ってきた。パガヤさんもまた親切で、会ったばかりのルフィ達を自宅に招待して、採れたての"白々海"の美味、"スカイロブスター"をごちそうしてくれると言う。