14 ページ14
スモーカーが動き出した頃、嵐は本格的な強風と大雨をもたらしていた。
たまたま処刑台に落雷したのか！？
港を警備する海軍の火薬は、この突然の大雨で全滅した。風の向きは奴等の船に追い風の西風・・・。これが全て偶然か・・・！！？まるで"天"があの女を生かそうとしてる様だ！！！
「この”白猟のスモーカー”の本部大佐の名に懸けて、あの女、絶対に島から出さねェ！！！」スモーカーが叫んだ。
スモーカーは気付いていた。
"青髪"が、他の海賊とは違うことに。
この瞬間、スモーカーの運命もまた、大きく舵がきられる。
「これらは止めることのできないものだ。
”受け継がれる意志” ”人の心” ”時代のうねり”
人が『自由』の答えを求める限り、それは決して止まらない
海賊王Ｇ・ロジャー 」
海軍は気付いていなかったが、この時「ローグタウン」にはもう一人の”大物”が降り立ち、この騒動を見ていた。
その男は「海賊か・・・・それもいい・・・・」とつぶやいた。
落雷の衝撃から立ち直ったバギーはアルビダと共に”麦わら”を追ったが、すぐに海軍のスモーカーに捕まえられた。
スモーカー大佐は、ロギア系悪魔の実である【モクモクの実】の能力者で、その体を自在に”煙”に変化でき、物理攻撃が効かない。バギーとアルビダとは格が違っていた。
スモーカーは、すぐに「ビローアバイク」で”青髪”を追った。
たしぎ曹長は、”青髪”達の先回りをして待ち構えていたが、たしぎの目標は”ロロノア・ゾロ”であった。武器屋でロロノアに騙されていたことが許せなかったのだ。
「名刀、”和道一文字”回収します」
ゾ「この刀は渡せねぇんだよ、どうあってもな・・！！」と言うと刀を納めて先を急いだ。
敗けたたしぎは、ゾロの背中に怒鳴るように問うた。
「なぜ斬らないっ！！！私が女だからですか。女が男より腕力がないからって、真剣勝負に手を抜かれるなんて屈辱です！！いっそ男に生まれたかったなんて気持ち、あなたにはわからないでしょうけど・・・！！私は遊びで刀を持ってるわけじゃない！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チカ - 二人だと、トリオではなくコンビでは？ (2021年12月9日 7時) (
レス) id: af4084f8cb (このIDを非表示/違反報告)
チカ - 青髪の一味は？ (2021年12月9日 7時) (レス) id: af4084f8cb (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く好みで良かった作品です。リクエストで季節イベントで花見にバレンタインに猫の日で猫耳が生えるに節分にエイプリルフールに祭りに行く等出来たらお願いします。あと救済でエースを!オチがエースかローかマルコをお願いします。 (2021年3月28日 12時) (レス) id: 98ce85bdde (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - 名前変換もしてほしいです。 (2021年3月28日 12時) (レス) id: f609447111 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - 青髪海賊団とかどうでしようか。麦わら帽子がない訳ですし。 (2021年3月28日 12時) (レス) id: f609447111 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：WinWin | 作成日時：2021年3月28日 11時
