ルフィの物語 1 【ONEPIECE】 (ページ20)

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また、真正面からクリークに突っ込んで行こうとする彼女を「レディ、落ち着いてくれ！！死ぬぞ」とサンジが止めたが、彼女はその手を振り払った。

ル「死なねぇよ！撃ちたきゃ好きなだけ撃ってみろ！！！女だからってなめんなよ！！」

･ゴムゴムの銃弾

その時、クリークは剣山マントでその身を包み、防御し「手も足も出せまい」と己の防御策に自信を見せた

だが、彼女は一瞬のためらいもなく、剣山マントごとクリークを殴り飛ばした。彼女の拳には、無数の穴があき、血が噴き出した。

ル「ここははたしておれの墓場か・・・お前の墓場か・・・おれの墓場か・・・お前の墓場か・・・だろ！！！！！たかが槍とか針のマントくらいで、おれの墓場って決めるな！！ここは、おれの死に場所じゃねェ！！」

ゼ「あいつをよく見とけサンジ・・・。たまにいるんだ。標的を決めたら、死ぬまで戦うことをやめるねェバカが・・・。ああいうのを敵に回すと厄介なモンだぜ・・・。この勝負、勝つにせよ、負けるにせよ、おれはああいう奴が好きだがね・・・。」

サンジは黙ってその言葉を聞いていた。

「・・・ここがてめぇの死に場所じゃなけりゃ、誰の死に場所だァアア！！！」

ル「お前のだ！！」

ここから先は彼女とドン・クリークの死闘だった。
ドン・クリークが2度も倒されたのを見て、彼女の強さがまぐれではないことを、クリーク海賊団達も、コック達も、そしてサンジも感じていた。

「間違いなく、首領と渡りあってやがる・・・あいつは何なんだァ！！！」

しかし、ドン・クリークも黙っていない。取り出したのは、クリーク最強の武器【大戦槍・だいせんそう】だ。
【大戦槍】は撃ち込む力が強ければ強い程、大爆発を起こす大槍だった。確かにクリークは武器を多用する。
しかし、軽く1トンを超える武器を多数振り回せる怪力こそが、クリークの真の強さだった。