ルフィの物語 1 【ONEPIECE】 (ページ2)

今日:12 hit、昨日:5 hit、合計:49,493 hit

2 ページ2

彼女は、海賊とサンジに突然話しかけた。

ル「よかったなーお前っ！！おいコック！！お前、仲間になってくれよ！！おれの海賊船のコックに！！タバコ一本恵んでくれ」

そう言うと彼が彼女にタバコを一本渡し火までつけてくれた。

サ「美しいレディ、そのお誘いはお断りします。
ここの店主は元々名のある海賊団のコックでね、そのクソジジイにとって、このレストランは『宝』みてぇなもんなんだ」と、サンジは楽しそうにこのレストランの事を説明した。

サ「おれはこの店で働かなきゃいけねぇ理由があるんだ」

ル「いやだ！！！断る！！！お前が断ることを断る！！！お前はいいコックだから一緒にやろう！！」

「おれはクリーク海賊団のギンって者だが、海賊なんだろう？目的はあんのかい？」

話を割って彼女に質問した。

ル「グランドライン」

「グランドラインだけはやめときな。生き急ぐことはねェ・・・」

彼が深刻な顔で彼女に言った。

「サンジさん、本当にありがとう、あんたは命の恩人だよ。また食いに来てもいいか？」

サ「いつでもこいよ」と笑顔で見送った。

その時、甲板の上でコック長の怒鳴り声が響いた。

「小僧、そこに居たのか！！お嬢さんは早く来な」

ギンは、恩人であるサンジが、自分を助けたことでコック長に叱られるのではと心配したが、サンジはギンが使った皿を海に投げ入れて「なーに・・・怒られる理由と証拠がねぇ」と笑ってみせた。
ギンは海賊船へと帰る小舟の中で、土下座してサンジに頭を下げて感謝した。