パトロール ページ23
次はリンリン
リンは自分の縄張りに侵入してきた朱雀を問い詰めた。
「何しに来たんだ元帥！」と怒鳴るリンに対し、「ママの首を取りに来たんだろがよ」と答えた。
その後、ビッグマムと話をするために二人は別室に移動する。しかし、リンは依然として朱雀に対して怒りを露わにしていた。「まぁ、良い！話とはなんだ！朱雀」と言い放ち、彼女を無視することを選んだ。
【 ティファの姉よ！知ってるでしょ】
リンは驚きの声を上げた。
「えっ！ ティファの姉だと！そんな馬鹿な！」と彼女は叫んだ。
【中々来れなくてごめんなさいね】
しかし、姉は穏やかに笑って、リンを慰めた。
「いや、良い！お前も辛かっただろ」と言って、彼女を励ました。
「えっ！妹のお墓参りもして欲しいって？妹からあなたが仲良くしてくれた人だって聞いたから。私が死んだらリンリンとカイドウが押しかけてくるかもしれないから、止めに行って欲しいって言われたのよ」
リン「きちんと ティファのお墓参りをする。それを止めに来たのか、朱雀は？」
「そ、そうよ！姉妹揃って悪魔の実を食べたのよ！」
リン「なるほど！その実はどこにあるんだい？」
「それは、赤髪シャンクスと七武海のドフラミンゴが大切に持っているものなんだ！私が死んだら、それを渡してほしいと言われたんだ」
「そうか、 ティファの遺言なら仕方ない。お前は何の悪魔の実を食べているんだ？」
「トキトキの実だよ！聞いたことあるかな？」
リンは興奮しながら、自分が知らなかった国と島について尋ねた。彼女はその国と島がどんな場所であるかを興味津々で聞いた。
すると、彼女の質問に答えるように、 ティファは自分が守っていた国と島について語り始めた。
「この国と島全てを私が守り、その後に妹が引き継いだのよ」と ティファは答えた。
リンはその答えに驚き、思わず声を上げた。
「はっ！」
【自由があれば、海軍でも海賊でもどうでもいいよね！そう思わない？リンリン】
リン「間違いない！気に入った」
【私も海賊には興味ないわ。1人旅して自由に動く方が楽しいもんね】
リン「やっぱり、私の姉さんは最高だわ」
「ママにも認められちゃった！すごいでしょ！！」
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作者名：愛雅 x他3人 | 作成日時：2021年1月14日 22時
