シャンクスの船 ページ11
「そうだけど」と赤髪の男が答えた。
「シャンクス、会いたかったわよ。貴方が四皇になる事も知ってたわ！ここまで頑張ったわね」と、女性が彼に話しかけた。
「えっ！ティファさんのお陰ですよ。可愛いこと言うと食っちまいますよ」と彼は答えた。
シャンクスは壁に手をつき、ティファの顎を持ち、甘くとろけるキスをした。
その時、ドアがノックされた。現れたのはヤソップだった。
ヤ「宴の準備ができたよ」が言った。
「ありがとう！あのバカも一緒に連れて行くわ」とティファが答えた。
ヤソップはにっこりと笑い、「どうぞ、お楽しみください」と言った。
赤髪も加わり、「行くよ、ティファ」と言った。
「そうね、行きましょう」とティファが言い、広場へと向かった。
皆が集まり、乾杯の音頭が取られた。赤髪の男が、ティファに向かって「ティファさん、沢山飲んでくれよ」と声をかけた。
ティファはそれにうなずき、グラスを手に取った。
すると、別の男が話しかけてきた。
「お頭と付き合ってるんっすか？」と。
ティファは自信を持って答えた。
「付き合ってるわよ！娘と息子が世話になってるわね」と。
すると、もう一人の男が口を挟んだ。
「気にしなくて良いっすよ」と。
「美人だもんな」と、彼はつぶやいた。
ゼ「兄ちゃん、良かったね。」
グ「お袋を幸せにしろよ。バカなシャンクス。」
赤髪「船長に似てるって言われるけど、俺とティファさんの駆け引きだよ。」
ベン「うわぁ、大変そう。」
ヤ「お頭、諦める気はないのか？」
赤髪「もちろん諦めないよ。俺とティファさんの約束だからね。」
宴会は盛り上がり、しばらくの時間が過ぎた。すると、シャンクスの仲間たちが昔の話を聞き出した。
ヤ「昔のお頭って、ティファさんも優しかったのかな？」
赤髪「当然だ」
ベン「昔のお頭ってどんな人だったんだ？」
ゼ「兄ちゃんはカッコよかったよ！でも、母さんが出てくるとおどおどしてたな」
ベンは驚いた表情を浮かべた。
赤髪「それで何だ？」
グ「言いすぎるとシャンクスが怒るから、話をやめとこうぜ」
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作者名：愛雅 x他3人 | 作成日時：2021年1月7日 22時
