王 3 (ページ22)

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海賊同盟ページ22

ルフィたちはジンベエとの別れを惜しみながら、次の目的地であるバンクハザードへと向かった。

ルフィたちの活躍によってナミは解放され、自分の体を取り戻すことができた。

「ありがとう、ルフィ。でも、あんた私の体を返してよ」とナミが言うと、ルフィは笑って彼女の鎖を解いた。

「ナミを助けてくれたのかー！」とルフィは喜びの声を上げた。

ローは少し考え込んだ後、ルフィに話しかけた。「麦わら屋、少し話があって来たんだ。歩きながら聞いてくれるか？」

ルフィはローに興味津々で答えた。

「おー、何だ？教えてくれ！」

その後、ルフィたちはバンクハザードへと向かい、新たな冒険を始めた。

ローが言うには、ここには新世界を揺るがすほどの「重要な鍵」が眠っているという。新世界で生き残る方法は二つしかなく、一つは「四皇」の傘下に入ること、もう一つは挑み続けることだという。だが、誰かの下につくわけにはいかない。ルフィが船長になると言うなら、同盟を結ぼう。二人で協力すれば、「四皇」を引きずり降ろす策がある。しかし、ナミはローの狙いを知らないが、口車に乗るべきではないと反対する。ローは「四皇」をいきなり倒すとは言っていない。順を追って作戦を進めれば、チャンスを見出すことができると言う。ルフィは「四皇」とは誰のことか尋ねる。

ルフィとローの会話に、麦わら一味や同盟のメンバーたちは驚嘆した。

「そうか…よしやろう」とルフィは言った。

ナミは驚きを隠せなかった。

「同盟？それって、ハート海賊団と…」

「そうだ。俺たちは同盟を結ぶ」とローが答えた。

ウソップは憤慨した。

「ナミを奪い返しに行ったのに、何でこんな突飛な話になってんだよォォ！こんな得体の知れねぇスリリング野郎と手を組んだ日にゃおれァ夜もオチオチ眠れねぇよォ！」

ロビンはルフィに語りかけた。

「ルフィ、私はあなたの決定に従うけど、海賊同盟には裏切りがつきものよ。人を信じすぎるあなたには不向きかもしれないわ。」

「え？お前裏切るのか？」とルフィは問いかけた。

ローは首を横に振った。

「いや」

ルフィは得意げに笑った。

「とにかく海賊同盟なんて面白そうだろう！？トラ男はおれいい奴だと思ってるけど、もし違ったとしても心配すんな！！！おれには2年間修業したお前らがついてるからよっ！！！」