王 3 (ページ3)

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翌朝ページ3

夫「あ～！腹減ったー！飯ー」と不満を漏らすと、ベ「な、言った通りだろ」とボソッと言った。

ナ「ええ」と同意した。

「昨日からずっと食べてなかったんだから当然よ。コック、私がご飯を作るから手伝って」とかぐらが言うと、夫は「いや、そうだけど。マ・マー、お腹すいたぁー」と抗議した。

ヤ「毎日、こんな感じだ。本当にお頭かって思う時が有るがな」とため息混じりに言うと、ベも「ああ。子供だし、馬鹿だし」と同意した。

夫「何処が子供だよ」と反論したが、仲間からそう指摘されるとシャンクスは落ち込んでしまう。

料理が丁度出来、本人は皆の会話を静かに耳にしていた。

「私のシャンクスをいじめたら許さないよ。罰は床掃除、部屋掃除、食料調達だ。飯抜きにするぞ」という言葉には、シャンクス以上の威圧感があり、ベン以外の全員がおびえてしまった。

しかし、かぐらとシャンクスは仲良く一緒に食事を楽しんでいた。

シャンクスはかぐらに向かって、自分を虐めるなと言った。

「貴方がしっかりしないからだ」とかぐらは答えた。

シャンクスは自分自身に向かって言った。

「本人までそんなことを言うなよな」と。

「良く分かってる」「違いはない」は冷静に答えた。

シャンクスは皆に見せつけた。

「てめぇらさっさとやりやがれ！やらなければ沈めるぞ！」と言った。

「今すぐやります」と皆が答えた。

ウソップは恐怖で震えた。

かぐらはナミとたぬきを連れて修行の一環としてお出かけしに行った。

「お頭、俺達は？」とメンバーが尋ねた。

「部屋掃除をしろ」と夫は命じた。

「了解」と皆が答えた。

こうして、3日間が続いた。