王 1 (ページ40)

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「もう一度見せてくれ」と彼に頼まれ、かぐらはガウンを脱ぎ、全裸になった。

その美しい肢体を見たクロコダイルは、思わずかぐらに抱きつき、手を回した。

「かぐら、もっとゾクゾクさせてやるぞ」と彼は言い、左手の爪でかぐらの体をすーっと触れた。かぐらは、思わず深い喘ぎ声を漏らした。

「本当に、もっとゾクゾクするか？」と聞かれ、かぐらは頷いた。

クロコダイルはその美しい体を愛おしく抱きしめると、もう一度爪先でかぐらの体をなぞった。

かぐらは、悶えながら快感に浸り、クロコダイルの愛撫を求めるかのように体をくねらせた。

クロコダイルは、その美しい体を愛でるように、まるで芸術品を眺めるかのようにかぐらを見つめていた。そして、彼は自分が持つ力を自覚し、かぐらを更に愛おしく思うようになったのであった。

クロコダイルが眠っている隙に、かぐらは慎重にベッドから抜け出し、着替えを済ませ、白ひげのもとへと戻る前に一枚の置き手紙を残した。

「鰐ちゃんへ、

また彫り師さんを呼んでくれ。

サー、愛してます。

あの夜は、決して忘れません。」

そして、かぐらは白ひげの船へと向かった。

白ひげ

「親父、かぐらさんが帰ってきたよ」と報告が入った。

白ひげは静かに頷いた。「帰ってきたか」と呟き、待ち望んでいた息子たちに向かって言葉を投げかけた。

「皆、ただいま。我儘なんだけど」と微笑む。

マルコはニッコリと応え、イゾウも温かく返答した。「可愛い我儘聞いてやるぞ」と言って、親父に尋ねた。「シャボンティ諸島に行きたい。だめ？」

白ひげは深く考えた末、決意を表明した。

「良いぞ！息子たち、向かえ」と言って、()の夢を叶えた。

マルコは疑問を呈した。

「親父、あれはどうするんだよ？」と尋ねた。

白ひげは笑いながら答えた。

「いいか、シャボンティ諸島に行ってからだ」と、彼の英知を示した。

「さすが白ひげ」と、かぐらは賞賛の言葉を口にした