王 1 (ページ14)

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ルフィの手配書ページ14

「おい、かぐらさん。ルフィの手配書、あるかな？」と問われたかぐらは、少し考えた後、マルコに手配書を渡された。

手配書を見た瞬間、かぐらは大きく笑い出した。

「3000ベリーって！あんだけ強くしたのに」と驚きを隠せなかった。

しかし、白ひげはそんなかぐらの驚きに対し、「かぐらの額とは違わんだぞ」と言って、彼を落ち着かせた。

さらに、イゾウが質問を投げかけた。

「教えてくれるか？」

かぐらは答えた。

「むしゃくしゃしてて、海賊どもを殺したら100億ベリーが付いてくるんだ」

この答えに、周りの人々は唖然とした。

白ひげは深い眼差しをエースに向け、口を開いた。

「子供たちよ、全員に教えることがある。それは、覇気の3種類だ。基礎のみだが、後は自分自身を磨くことだ」

エースは不満そうに口を開いた。「己って何だよ、それは」

白ひげは笑みを浮かべ、エースに近づいた。

「誰かを守り、いつか戦争が起きるかもしれない。その時に、君たちが必要とされる。だから、力を発揮できるように、日々努力を重ねていくことが大切なのだ」

エースは頷き、自分自身を磨くことの大切さを再確認した。白ひげの言葉は、いつまでも心に残ることになるだろう。

【海賊になった以上、甘い生活は送れない。】は言った。

エースは頷いた。

「海賊になったら、自分の命はいつか必ず終わる。そして、時には他人のために犠牲になることもある。」

ルフィがそのことを身をもって教えてくれた。海の過酷さ、そして自分がどれだけ弱い存在であるかを。

白ひげは微笑んで言った。「かぐらは本当にすごい。流石だな。」

エースも笑みを浮かべた。

「そうだったんだ。尊敬するよ。」

【それにしても、何でくじらの船に乗ってるんだ？】と聞いた。

白ひげは厳しい口調で言った。「ほっとけ！俺の船だぞ」。

「親父、かぐらさんに敵わないのかよぃ」とマルコが心配そうに口を開く。

イゾウも同じように言った。「親父がな」。

白ひげは再び言った。「かぐらを怒らすと怖えぞ」。

エースが口を挟んだ。「怒ったら口調変わるし」。

すると、突然白ひげが大きな声を上げた。「はーー！」と息を吐き出す。

そして、サッチは言った。「んじゃ、夕飯の飯を作るな。かぐらちゃん」。

マルコは不思議そうに尋ねた。「親父と仲が良いのは昔から知ってるけどよ、何故。そんなにも強いのかよぃ」。

白ひげは語気を強めた。「女でも関係ねぇ。力はな！だが、知りてぇな」。