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【某孤島・キャプテン・バギー】
グランドラインの某孤島では、キャプテン・バギーが、「副船長のモージ」と「参謀長のカバジ」を含む懐かしい部下達との合流を果たして、感動の再会に涙ぐんでいた。
海軍に捕まり、もう二度と会うことは出来ないと思って諦めていたバギー船長が、頂上戦争の英雄
として、屈強な高額賞金の海賊の部下達を引き連れて大海賊として君臨しているではないか!
部下達と一緒に行動していた、美女海賊アルビダへは、「キャプテン・ジョンのトレジャー・マーク」をプレゼントしてやった。
さらに世界の風向きはバギーを向いていた。なんと世界政府からバギー宛に親書が届いたのだ。
親書を勝手に読んだ「Mr.3」はその内容に驚愕した。
【シャボンディ諸島・サウザンサニー号】
グランドライン航路の「シャボンディ諸島」のある港では、”麦わらの一味”の船「サウザンサニー号」が主の帰りを待ちわびていた。
革命家ドラゴンの息子で、海軍本部にケンカを売った大物海賊”麦わらのルフィ”の船として、日々海賊や金に変えたい者共から狙い続けられており、そんなサニー号を守り続けていたのは、”トビウオライダース”だった。
サンジとの腐れ縁でハンサムにしてもらった恩で、並み居る強敵と戦わねばならなかった。彼らにそこまでする義理はない。だが、デュバル達トビウオライダースは、決して諦めることなく、サニー号を死守して”麦わらの一味”の帰りを信じて待ち続けていた。
その日は「ルフィの16点鐘」の新聞記事が出て、シャッキーとハチ、ケイミーとパッパグもサニー号の元へ集まっていた。こうなれば、シャッキーもサニー号を守らないと、と言い出した時だった、バーソロミュー・くまが現れたのは。
シャッキーは、一度だけくまと面識を持っていた。頂上戦争前にレイリーを尋ねてシャッキーのバーへ来たことがあるのだ。
「慌てないで、彼は前にレイさんに会いに来たコよ・・。味方・・・・よね?」
だが、くまの口内で、ピピッというレーザー光線発射音が鳴った。
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作者名:ナナ | 作成日時:2021年4月17日 23時