検索窓
今日:10 hit、昨日:16 hit、合計:22,721 hit

41 ページ41

ロジャ「だからお前に言ってんだ。だが生まれて来る子に罪はない!!ガープ!!おれとお前は何十年と殺し合いをした仲だろう!!!おれはお前なら仲間程に信用できる!!!お前が守れ!!」と言って人懐こくニンッと笑った。


ガ「勝手な事を言うな!!!」と当然否定したが、

ロジ「いやァ・・やってくれるさ・・・!!おれの子を頼んだぜ!!」と言い残して処刑台へと消えていったのだった。



それからの10ヶ月は海軍による地獄のような、妊婦、赤ん坊狩りが始まった。
海賊王の血を根絶しにせねばばならないと躍起になる海軍は、疑わしき母子を片っ端から殺したのだ。



ルージュはそんな中、子どもを必死でその腹に留め続けた。
そして通常の倍の20ヶ月目に出産し、その手にエースを抱いた後、この世を去った。

「女の子ならアン、男の子ならエース・・・、彼がそう決めてた、この子の名は『ゴール・D・エース』彼と私の子・・・」

エースにとって、生まれる前の両親の思いなど知る由もない。ただ、エースにとって世界的悪党である父親の名は彼に不幸のみをもたらす血の足枷でしかなかった。
だからエースは、自分と同じように世界的大悪党の「ドラゴン」の血をひくルフィを、弟として可愛がった。
だからエースは、自分の名を大恩ある母親の名を継いで「ポートガス」を名乗っていたのだ。


「モビーディック号」の先頭には、堂々たる”白ひげ”その人が立っていた。

白ひげ「グララララ何十年ぶりだ?センゴク。おれの愛する息子は無事なんだろうな!!!!グララララ!!ちょっと待ってな、エース!!!」


エースは叫んだ。

エ 「オヤジィ!!!!」



白ひげは、ぐぐっと拳に力を込めると”大気”を叩きつけ、”大気”にヒビを入れた。すると海が不自然に浮き上がり、マリンフォードの島を挟むように巨大津波が立ち上がった。

セン「海震!!!」と身構えた。

42→←40



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:ワンピース , トリップ , 純愛/最強   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナナ | 作成日時:2021年4月17日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。