麦わらの一味副船長六【ONEPIECE】 (ページ2)

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ジン「ルフィ君！！しっかりせぇよ！！生きにゃいかんぞ！！優奈さんがおらぬこの世界を明日も明後日も！！お前さん、しっかり生きにゃあいかんぞ！！！」

そう言った。白ひげの大恩で彼女もそうだった。
二人は目の前に死に、そして自分がのうのうと生き残っている。

赤「そのドランゴの息子をこっちへ渡せ！！！！ジンベエ」

ジンベエは、自分が赤犬に勝てるとは思っていない。

ジン「わしはこの男を命に代えても守ると決め取る」

そう言った。

逃げ場は失わされていた。ジンベエの姿を目にした青雉は

青「すまんね、ジンベエ」と小さくつぶやいた。

行き場を失ったジンベエの体の背後から、赤犬のマグマの拳が誰かの人の体を貫いた。

『早く行け！！！ジンベエ！！』

彼女の声が聞こえてわしとルフィ君を守ってくれたんじゃっと思った。

クロコダイルがジンベエとルフィを守ったのだ。

ク「誰か受け取ってさっさと船に乗せちまえ！！！ジンベエ！守りてぇもんはしっかり守りやがれ！！！これ以上こいつらの思い通りにさんじゃねぇよ！！！」

赤「揃いも揃ってあの麦わら小僧の為に命を落としたいんかい。お前らともあろう者らが大層じゃのう、白ひげ海賊団！！！」

麦わらのルフィは、オヤジと姐さんを失った白ひげ海賊団の、最後に残された望みであった。

マ「おれ達は全員、あいつの持つ底知れねぇ執念と力を目の当たりにした！！姐さんが守り、オヤジが認めた男を、おれ達は新しい時代へ送ってやる義務がある！！！！赤犬、お前が今殺しておきたいと思う危険度と、おれ達が生かしてやりたいと思う大層な期待値は同じじゃねェのか！！」