ルフィの成り代わり 2【ワンピース】 (ページ13)

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ローグタウンページ13

さて、ルナ達一行は、グランドラインに入る前に、『始まりと終わりの町』とよばれる『ローグタウン』のある島に立ち寄った。
ここはかつて、海賊王ゴールド・ロジャーが生まれ、そして処刑された町だ。

海賊王の町は大きく、賑わいのある町で、”麦わらの一味”は各自それぞれに、旅に必要に物の買い出しに出た。

彼女はまっさきに、海賊王の処刑台に向かった。ここが大海賊時代の”はじまりの場所”。

”海賊王”ゴール・Ｄ・ロジャーが遺した”大海賊時代”の大きな渦に、彼女は今乗り込む。
それは夢か、それとも運命か。

ルナは、海賊王が処刑された処刑台に登って、海賊王が見た景色を眺めた。

「まさかアタシの顔を忘れたわけじゃないわよね？」

と言うが。彼女はその顔に記憶がない。

美女は「アタシは決して忘れない。あんたはこのアタシの美貌を初めてぶった女だから。あの時のあんたの激しい拳・・・感じたわ」と
思い出したようにうっとりとして、「この世界にアタシにひざまずかない男はいないんだ。そしてアタシは強い男が好き。」と言った。

その時、美女目がけて壊れた噴水が飛んできたが、美女は何もしていないのに、美女の元で噴水は木端微塵に粉砕された。
唖然とする彼女に美女は自分が「レディーアルビダ」であることを明かした。

「アタシは【スベスベの実】を食べて変わったのさ！！もういかなる攻撃もアタシの美肌を傷つけることはできない！！アタシの妹になるのならコイツに敗けてちゃ話にならない！あんたを探すという同じ目的で手を組んだ、この男にね！！」と勝手な言い分を並べた挙句、ある男を彼女に紹介した。

その男とは、いつぞや彼女とナミがぶっとばしたはずの”キャプテンバギー”だった。
バギーはあの日以来、彼女を殺す執念で復活し、彼女を探し続けていたのだ。