ルフィの成り代わり 2【ワンピース】 (ページ11)

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賞金首ページ11

5人の"一味"を乗せた船は、順調に"グランドライン"を目指していた。
しかし、ナミが手に取った新聞に挟まっていた一枚のちらしが、平穏を破る。
ルナが、5億ベリーの賞金首になっていたのだ。

賞金首の金額だけ変更しました。

その数日前、海軍16支部のネズミ大佐より連絡を受けた、世界政府直下の"海軍本部"での会議で、ルナの賞金額が話し合われたのだ。
海軍本部少佐の「ブランニュー」は、幹部達に懸賞金額について説明した。
「道化のバギー1500万」「海賊艦隊提督、首領・クリーク1700万」「魚人海賊団、ノコギリのアーロン2000万」というイーストブルーの大物海賊団が粉砕されている事実を重く受け止め、しょっぱなから5億ベリーの世界的にも破格の賞金設定となったとのこと。
ちなみにイーストブルーの懸賞金アベレージは300万ベリー。

海軍本部には、海賊に負けず劣らずの屈強な漢達が集っていた。海賊と違うのはその志が、世界平和、絶対的正義にある事だった。それが、一切の弱みを許さぬ大海賊時代の『平和』の砦であった。

かくして、”麦わらのルナ海賊団”の手配書は、世界に配布された。

この手配書を手にした「鷹の目のミホーク」は、とある島の海賊を訪ね、その海賊団の頭に彼女の手配書を見せた。
「鷹の目」の訪問を鋭い眼光で睨みつけたその男に、「鷹の目」は気にすることなく、ルナの手配書を見せた。

シャ「きたかルナ！こんなに色っぽくなりやがって！服装も」と目を輝かせながら一人でぶつぶつと言ってた。

鷹「手紙を渡せと言われたから持ってきたぞ、赤髪」

彼がシャンクスに渡してその手紙を読んだ。

その内容は『何十年以上お前の事を思ったけど、諦めるよ。おれはお前の旅を邪魔出来ねぇし縛りたくもねェから違う男を見けるよ。帽子はいずれか返すな』

それを読んだ彼はニヤケてた。