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麦わらの一味の到着に気付いたアイスバーグさんは、フランキーの代わりに船を紹介した。
アイ「この船は凄いぞ、図面を見た時に目を丸くした。あらゆる海を越えて行ける。フランキーからお前への伝言はこうだ、麦わら。
『お前はいつか”海賊王”になるんなら”百獣の王”の船に乗れ』！！！」
私らは船を見た。私以外は目をキラキラさせていた。
アイ「あの縦帆はブリガンティンスルというものだ、”スループ船”は人の想像の赴くままに帆走する船、活かすも殺すも航海士の腕次第だ」
と言われ、意欲を燃やした。
アイ「麦わら、あいつを船大工として誘う気なのか？」
ル「うん！おれあいつに決めたんだ船大工！！」そう答えた。
アイ「それを察して身を隠した。面と向かって誘われたら断る自信がないから、もうお前らに会う気はないらしい。
ンマー…本心はおめぇらと海へ出てぇのさ。今まで大切に暖めてきたこの夢の船を託すことで充分わかるだろ。だがあいつはこの島にいなきゃならねぇ義務を自分に課してる。お前らがもし、本当にあいつを連れて行く気があるんなら、力尽くで連れて行け。それがあいつを開放できる唯一の手段だ。おれは魔女に話がある」と言った。
優奈は、自分がトムさんの弟子であることや、ニコ・ロビンの事件やスパイについて知っていることを話した。相棒のロジャーと一緒にいたこともあるという。トムが船大工で、あの船を作り上げた張本人であり、プルトンの設計図を渡したのも彼女だった。トムから、彼には弟子が二人いることや、もしもの事があったら頼むと頼まれていたことも明かした。そして、政府がそれらを狙っていることも知っていたという。優奈は、自分が持つ情報を語り、その背景にある事情を明かした。
「あの、トムさんが雅さんに言ってたって言ってましたよ！」
雅さんは答えた。「そうですよ！トムさんはあなたたちに任せるって言ってました。ちゃんとね。私の命はもう長くありません。アイスバーグさんに会えてよかったです。」
アイは感謝の気持ちを伝えました。
「こちらこそ会えてよかったです。フランキーのことを頼みます。」
雅さんは答えました。「任せてください。それじゃあ。」
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作者名：愛雅 x他2人 | 作成日時：2021年2月27日 4時
