ルフィの成り代わり 13【ワンピース】 (ページ37)

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【16点鐘新聞配布後】
彼女の16点鐘の新聞を読んで、唯一すぐにはピンと来なかったゾロであったが、その意味がわかった時、ある決意をした。

ゾ「おれに剣を教えてくれ！！！」と頼み込んだ。

鷹「見損なったぞ、ロロノア。お前は敵に教えを乞おうというのか、恥を知れ。出て行け、つまらん男に用はない。おれはお前を過大評価していたようだ・・・見苦しい」と一蹴したが、ゾロは頭を上げなかった。

今まで、剣士のプライドを頑なに守り続け、自分の強さに信念を持っていた

ゾ「・・・・強くなりてェ！！！」と無様にミホークにすがりついた。
ミホークは、てっきりヒヒを倒すことが出来ずに舞い戻ってきたのだと思っていたが、そうではなかった。

ゾ「ヒヒなら倒した、後はお前の首だけだ。だが、今お前に勝てると付け上がる程おれはバカじゃねェ・・・！！」

鷹「わからんな、おれを敵と見定めて、なぜおれに頭を下げ、教えを乞う？何の為にだ！？」

ゾ「お前を越える為！！おれはあの戦争であいつがどれほどの力で戦ったのかも知らねぇ」

鷹「我々は笑った。おれの剣を使いこなし、海軍本部、半減さした。三大将と戦える、レベル。いや、それ以上だ、ルナの奴は。おれを超える前に船長であるルナを超えろ！！！」

それを聞いてゾロはゾッとした。

この答えにミホークは可笑しくて笑いに笑って

鷹「おれの首を狙う剣士を、おれの手で育てろと言うのか！？バカバカしい見映えのりのせん行為に変わりはないぞ・・・。どうやら、野心に勝る物を見つけたようだな」と言うと、ゴースト娘にゾロの手当てをするよう言うと「稽古は傷が治ってからだ」と伝えた。

ミホークは思う。お前のような不器用な男がプライドを捨てる時は、必ず誰かの為と決まっている。その誰かはアイツなのだろう。