ルフィの成り代わり 13【ワンピース】 (ページ30)

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【16点鐘新聞配布後】
ロビンが彼女の続報を知ったのは、シャボンディ諸島へ向かう革命軍の車中だった。

ロビ「フフッ」と笑った。

革命軍の部下｢何か・・面白いことでも書いてありますか？」と尋ねると

ロビンは可笑しそうに「ええ」と答えた。

それからロビンは、彼女とは合流するのを辞めて、革命家ドラゴンに会うことを承諾し、革命軍本拠地のある「バルディゴ」へと向かった。船上でロビンは思い出していた。
過酷な運命に流され、辛い時に求めてくれていた革命軍と出会うことで出来なかったけど、結果としてそれでよかったのだと思った。

オハラの生き残りとして、【悪魔の実】の妖怪として、懸賞首として世界から忌み嫌われ、幾度となく殺されかけ、死ぬことだけを望まれ続け、死に場所を探していた自分に、真正面から命がけで手を差し伸べてくれたのが彼女だった。
ロビンと関わって全世界を敵に回すことを「望むところだ！！！」と叫んでくれたのは、彼女がはじめてだった。あの時、生かされたその命で、全力で生きることを誓ったのだった。

ルナ・・あなたのお父さんの下で世界の流れに身を投じれば、少しは強くなれるかしら・・。誰かの為に強くなりたいなんて、考えたこともなかった・・・！！