≪ 男主 ≫ ˝ 鬼殺隊最強 ˝ ト謳ワレタ剣士。≪ SPY×FAMILY ＆鬼滅の刃 ≫ (ページ3)

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えぴそーど壱。ページ3

Noside

「諸君らは選ばれし者たちである！自らの、あるいは保護者の方々の努力によって見事我がイーデンの狭き門を潜り抜け此処にいる228名の栄えある新入生諸君＿＿
入学おめでとう！イーデン校一同、心より歓迎する！」

今日はイーデン校の入学式

本作の主人公であるユヅルは、ぶら下がっているシャンデリアの上から入学式の様子を眺めていた。

中々のマイペースである彼。それとともに中々の問題児認定である生徒だ。

その原因はまぁ色々あるだろう←

校長の話が長々と続いた後、いよいよクラス分けと担任の紹介が始まった。

新入生は名を呼ばれると前に出てきているが、緊張しているが故に動きが不自然な者が大勢いる。

彼はその姿を微笑ましく思いながら、クラス分けの様子を眺めて続けていた。

そして第3組セシル寮

「ダミアン=デズモンド」

黒髪の少年が名を呼ばれて前に出てきた

『あれがドノバン=デズモンドの…』

そう呟く彼は何か知っているような口調である。

「アーニャ=フォージャー」

彼女の名が呼ばれた瞬間、彼は目を見開く。

『あの子が…俺の妹になるのか。』

そう、彼は彼女の父。˝ロイド=フォージャー˝の第二の養子なのである。

一週間前にロイドの養子となるも、母であるヨル、妹に当たるアーニャとは、まだ面識がないのだった。

カクカクと緊張が丸見えの歩き方で前に出てきたアーニャ

その後も次々と名前が呼ばれ、3組29名が揃う。

それから入学式の終わり頃まで近づいてきた。

『そろそろ戻るか……』

そう言って彼は階段の手摺りへ乗り移る。

「＿＿それでは新入生は担任に付いて校内を見学したのち各教室へ。その間保護者の方々はC棟ラウンジにてしばしご歓談しながらお待ちください」

生徒が講堂出ようとしたその時…。