【忍たま乱太郎】女装が特技な転入生は皆から好かれています。壱

正直やばいと思った ページ48

藤内side




仙蔵「……そうだったのか」

藤内「はい、突然敵に近付かれたので
恐らくA先輩も気付いてなかったと…」




今、医務室にて、先程のことを話している
学園長先生には「すまなかった」と言われたが、
俺は「先輩に言ってあげてください」と伝えた



仙蔵「Aも心細かっただろうな」
藤内「え…？」

仙蔵「戦ってないと思われたことから実戦経験は多くはない
…だから自分に負わせて、君らを護った。
きっと、それぐらいしか出来なかったのだろう」



そっか…でも良かった
先輩は大事には至ってないそうだ





…勘右衛門先輩も医務室で寝ている
どうかしたのだろうか…
確かに最近、学園内で見かける事がない
っ、もしかして…！



藤内「あの、仙蔵先輩」
仙蔵「どうした？」

藤内「…勘右衛門先輩って、ずっと起きてないんですか？」

仙蔵「…どうだろうな。私にもよくわかっていない」




そうなんだ…きっと、そうだよね！
とりあえず今はA先輩の心配をしなくちゃ








……




A「…ん、」

藤内「先輩！！」



A「…っ、藤内！！」


…ｷﾞｭｯ



A「よかった…お前らが無事で」





…ｶﾞﾗｶﾞﾗ




「「「先輩！！」」」




A「皆…よかった…っ…ぁ」



俺を抱き締めながら…先輩は泣いていた
安心していたのか、自分が生きていたことに喜びがきたのか
…とりあえず、よかった…！！





藤内「A先輩、起きてくれてよかったです。
僕達を必死に護ってくれて、ありがとうございました！」


A「…俺も、護れてよかったよ…！！」









文次郎「……みんな疲れて寝たな」

仙蔵「ふむ、とりあえずよかった。みんなが無事でな」

文次郎「それにしても、お前のとこの後輩凄かったぞ」
仙蔵「だろ？藤内はできる男だからな！」





俺らが寝ている間に、
実習で居なくなっていた伊作先輩と食満先輩も混ざって、
後輩自慢が始まったらしい


一先ず安心！今日はゆっくり寝よう…







＊＊＊

はい、急なシリアスお読みいただきありがとうございました！
3年生と絡ませたいと思った結果がこれです笑

傷が痛い→←藤内はやく…お願いだ

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今日の忍たまキャラ！

初島 孫次郎

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