息切れが激しくて。 (ページ43)

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大昇side

龍我の家に謎の小瓶がねぇ。
確実に危ないものだよね、
危機感持ってたみたいで良かった。
これが那須だったら、容赦なく飲んでそう。
美味しいのかもわからないものを。

大昇「...確実に媚薬だろ」

だとしたら、誰が置いていった？
αの人を通してΩの人から、龍我へとか？
部屋に招待してるなら、可能性はある。
とりあえず飲まないでねと忠告をして、電話を切った。

大昇「媚薬、ね」

龍我はあの日以来、
ヒートが来ていないみたいで、
毎日楽しそうな日々を過ごしている。
俺にも構ってくれるから、退屈じゃない。
那須のお守りもあるからね。
忙しいのも仕方がないよ。

大昇「...たまには乱れる姿もみたいけどなぁ」

家でひとり、何を思っているのだろう。
俺も龍我も心身ともに余裕があるからね？
初めての時も、痛くないみたいだった。
結構、蕩けてて俺も楽に出来ていた。

大昇「結局、うきなすはどうなったんだろ」

イチャイチャしてるって、
藤井くんから拗ねたように何度も聞いてたけど、
俺は実際に見てないからよくわからない。
信じてないってわけじゃないけど、
うきなすの二人は、
そんなに仲が良いわけでも悪いわけでもないから。
実際に見てみたいよね。

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