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浮所side
眠そうな目を擦りながら言ってきた。
今日、眠れないかもしれない。
いくら男同士でもΩとαだ。
興奮したら、止まれないかも。
俺のモノが反応しちゃったらごめん。
なんとかして抑えるようにはするから。
那須「...だめ?」
浮所「...良いよ」
上目遣い反則だって。
自分のことかわいいって、
認識してないんだから、ずるい。
ふらふらと俺の袖を掴んで立ち上がった。
危なっかしくて目を離せない。
浮所「ほら、ベッドおいで?」
那須「...うきしょ、」
浮所「うん?」
先にベッドへ入り、那須を招いた。
遠慮がちに入ってきて、俺の腕におさまる。
那須「んん、...うきしょ...」
背中じゃなくて顔が近い方が、
安心するだろうから、くるりと回転させた。
顔を俺の胸板にくっつけたら、
ゆっくりと寝息が聞こえてきた。
浮所「...寝るの早すぎ」
朝より、元気になってて良かった。
沢山泣いてて、顔も真っ赤だったから。
明日は元気に一日過ごそうね。
どんだけ俺を頼ってもいいから。
瀬内さんなんて、忘れてね。
楽なことだけ考えてていいから。
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作者名:笹山*玲琉 | 作成日時:2019年3月13日 23時