▽ ※ ページ19
那須side
「那須くん、お疲れ様」
那須「...ッ、はい」
このスタッフさんは、
新人さんで俺らの面倒を見てくれている。
食事にも何度も連れて行ってもらってて、
良い印象しかないくらいの人だ。
しかも、相当なイケメンでファンが多いのだとか。
瀬内「...ヒート、近いの?」
那須「...っ、おれ、βですけど、」
全部うそ。
本当は全て吐き出してしまいたい。
けど、瀬内さんが困ってしまうし、
もし、αだったらやばいかもしれない。
瀬内「...この匂いはΩじゃないの?」
那須「...っ、」
鎖骨に息をかけられて、声が漏れそうになった。
もう、ヒート状態になってしまいそうだ。
那須「せうち、さん...」
離れてください、そう言おうとしたら、
肩を押されて上に跨がわれた。
那須「...や、...せうち、さ...っ」
瀬内「喘げよ」
...え、瀬内さん?
虚ろな瞳と目が合った。
だめ、襲われる。
逃げろ、自分。
動け、足。
那須「...ぁ、あ...いッぁあ...っ」
瀬内「こんなので感じてんの? かわいいね」
服を捲り上げられて、
胸の飾りを爪で引っ掻かれる。
痛いよ、誰か、助けて。
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作者名:笹山*玲琉 | 作成日時:2019年3月13日 23時