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正義のツルギ2 ページ42

「…百夜 優一郎二等兵は」

「いま『名古屋市役所』にいる」

「だが いまおまえらに行かれたら 百夜優一郎を含む人間たちは皆殺しにされる」

「だから…行かないでくれ」

レン「…なぜミカ兄ではなく俺を信じた」

「見たところお前はあの吸血鬼の身内だろ?身内を人質に取られれば誰だって必死で助けようとする。現にあいつはずっとお前を助ける為に思考を巡らせている、誰かを守るためには冷静な判断も必要だ。それを見極める為にお前を利用させてもらった」

「さあ優一郎を守れ 吸血鬼どもを市役所に行かせるな 私を──」
俺にナイフを突きつけられていた手が兄により握り潰される

ラクス「おーおー」

レーネ「………」

ラクス「手を握り潰しやがった」

ミカ「…汚い手でレンに触れるな」


ミカ「他の仲間は自決した」

ミカ「なのにおまえは違う 無様に生き残って逃げようとしている」

ミカ「その段階でおまえはもう仲間を裏切ってる」

「ぐ…ぐぐぐぐ…」

ミカ「つまり 死にたくないんだろう?醜い人間が」

ミカ「なら情報を話せ 仲間を売れ」

ミカ「ここを襲った人間どもはいまどこにいる?」

「……」

「し…死にたくない!!殺さないでください!!」
ミカの蹴りにより女の身体が吹っ飛ぶ

ミカ「死にたくなければ言え」

「…い 言ったら」

「言ったら殺さないでくれますか?」

ミカ「…ああ全部言えばね」

「に……日本帝鬼軍の部隊50人は自動車博物館を襲おうとしています!!」

「貴族ゼイン・リンドウ殺害計画です!!」

ミカ「ゼイン・リンドウ 知ってるか?」

レン「第十七位始祖の貴族だよ」

レーネ「しかし…貴族の名前や居場所までバレてるのか これはいよいよまずいことになってきたな」

ラクス「救援に行くべきかな?」

レーネ「情報を知って行かなかったとなれば問題になるだろう」

レーネ「行くぞ ミカ レン ラクス」

「………うまくいったな」

「だが最後にもう一つ…頼みを聞いてくれ」

「私を…殺せ」

ミカ「………」

レン「………」

「拷問されて…口を割る前に私を…」

ミカ「いい気になるな人間 死にたきゃ自分で死ね」

「自決はできない…」

「死ねば私が言った情報が疑われる」

「だが…おまえが殺してくれれば…」

レーネ「ああ その人間も連れてこい 他にも情報を…」

レーネ「ん?」

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七葉(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白かったです!続きを楽しみにしてます! (12月7日 19時) (レス) id: a46653ae59 (このIDを非表示/違反報告)
葵かえで(プロフ) - ユウさん» 初めまして、コメントありがとうございます!楽しみと言って頂けて嬉しいです。更新頑張ります! (2016年7月20日 22時) (レス) id: 02186eaf45 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみです、更新頑張ってください。 (2016年7月6日 14時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
葵かえで(プロフ) - うさ丸さん» 初めまして、コメントありがとうございます!続きもうしばらくおまちくださいませ!! (2016年4月18日 13時) (レス) id: bc4ded04e1 (このIDを非表示/違反報告)
うさ丸 - 続きめっちゃ気になるっす! (2016年4月15日 0時) (レス) id: 93ddfd5243 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葵かえで | 作成日時:2015年11月16日 18時

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