5 忘れられなかった人【リドル視点】 ページ6
リドル(100%捏造。こんなんだったらいいなぁ…ってやつ)
ボクは当たり前のようにナイトレイブンカレッジへ入学した。
ボクとしては…いや、母上の息子としては当然なのだ。
しかも、悪いことだけではない。近くで一緒に遊んでいたトレイもいる。だから、大丈夫……。
「汝の名を告げよ」
『A・ファリル』
「っ…？？？」
彼がいると思って驚いた。しかし、即座にありえない、と否定した。なぜなら確かに彼は頭も回るし器用で要領もいい。魔法も使えたはずだ。でも、それだけだ。こう言っては失礼だが何かに秀でているというわけではないので、難関校と言われているナイトレイブンカレッジへ入ってくるとは思ってもいなかった。
ではなぜそんな言ってしまえば平凡である彼を覚えているのか……それはミドルスクールへ入ってから少しした頃だった。
その頃は母上が決めた分刻みのスケジュールをこなすだけで精一杯で、ボクは当然付き合いも悪かった。しかも学校の授業やテストできちんと成果を出すから余計に悪目立ちしていた。
その内クラスで【先生はローズハートを贔屓している】【親からの賄賂を受け取ってテストを優遇している】なんていう噂が流れた。もちろん僕は無視をした。証拠がなければいつか消えてしまうと思っていたからだ。
でも噂は消えなかった。いつまでたっても疑いの目で見られ、とてもストレスが溜まった。そしてついには僕がいる目の前て噂話まで始めた。流石に我慢の限界だった。教室から逃げようとしたとき………。
『いい加減にしろよ！！！！』
という怒鳴り声が聞こえた。
それこそが当時同じクラスだったA・ファリルだ。
彼は立ち上がり噂話をしていた者たちに詰め寄る。
『なんでそんな根も葉もないことをペラペラペラペラ話せるんだよ！！なんの根拠があるんだ！？見たのか！？賄賂を渡しているところを！贔屓しているところを！！どうせ見てねぇだろ！！！なのにそんなテキトーなこと言ってローズハートくんを傷つけることができるんだ！！ふざけんな！！！』
彼はまるで殴りかかるのを我慢するかのように左手で右手を押さえつけながら叫んだ。
その騒ぎで先生達が集まり、事情を聞いてくれた。
先生からはもっと先生を頼ってもいいと言われた。困ったことがあればなんでも相談してほしいと。しかしボクは相談することはないだろう。なぜならボクはリドル・ローズハートだから。
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紅葉(プロフ) - ユノさん» イメージ……了解しました！一週間ほどお待ちください！ (2021年3月1日 17時) (
レス) id: 3221235e86 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年2月27日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ゼロさんさん» 最初のところですかね…？そこでしたらまだヴィル様は2年生で寮長じゃないのかな〜と、別の前寮長設定です！もしかしてヴィル様って2年生のころから寮長だったりしましたっけ…？まだパソストを見きれてないので…そうだったら教えてください！！ (2020年9月27日 11時) (レス) id: 60d5dfc4f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» あっ、やっぱりミスってましたね…！修正しときます！！面白いと言っていただけてうれしいです！！ (2020年9月27日 8時) (レス) id: b2f3a0ffd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロさん(プロフ) - 「それじゃあポムフィオーレとして認められた君等！！これから寮に移動するからちゃんとついてきなさい！」って言ってるのはヴィルさんですかね？なら人達、ではなく子じゃが達、の方がいいかと…生意気ですみません (2020年9月22日 13時) (レス) id: 4ea58f861d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2020年8月25日 0時
