18 オーバーブロット ページ19
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ヴィルさんからリドルくんがオーバーブロットをしたと聞き寮を飛び出した。
リドルくんが…！？なんで…。確かに最近ハーツラビュルの寮長が暴走気味だという噂は聞いていた。けど俺の前では普通だった。至って普段と変わらないはずだった。それでもオーバーブロットしてしまったのなら噂は本当だったんだ……。
なんで何も言ってくれなかった？なんで一言も相談してくれなかった？……きっとリドルくんにとっては俺はただの同じミドルスクールに通っていたクラスメート程度だろう。勘違いしていたんだ、友達だと。
保健室へ駆け込む。
『リドルくん！！！！』
「A…？そんなに急いでどうしたんだい？」
リドルくんはいつも通りだった。
隣にはトレイ先輩がいた。
『トレイ先輩、少し席を外していただけますか？リドルくんと二人で話したいです』
「ああわかった。ただし少しだけだぞ？」
『ありがとうございます』
「A…？話って…」
『なんで頼ってくれなかったの？』
「えっ……」
トレイ先輩が席を外したのを見計らってリドルくんに声をかける。
『なんで相談してくれなかった？なんで辛いって言ってくれなかった？俺、リドルくんの力にもなれないかなぁ？』
泣きそうだ。涙が溢れる。いつもとは違う俺にリドルくんは動揺している。
「A…？どうしたんだ？それに俺って……」
『今はそんなのどうでもいい。なぁ、リドル、俺そんなに頼りないか？力になれないか？そんなに、俺は………』
ポロポロと涙が溢れて、でもリドルくんには見られたくなくてフードを深く被る。
「そんなことはない！信頼だってしているし頼りにだってしている！でもAはどこか何かを隠していていつも大変そうだから…」
『ごめん、俺さ、不器用だからうまくリドルくんの力になれないし、もしかしたら足を引っ張るかもしれない。でも、友達じゃないの…？違う…？ただ同じミドルスクールに通っていただけのクラスメート…？』
「と、友達と言ってもいいのだろうか…どうしてもAを友達だと思うとむず痒くて…」
リドルくんは顔を少し赤くしてそう言う。
…これ照れてる？俺のことで？は？可愛すぎやろ尊
『じゃあ、俺と友達になってよ？』
「うっ、い、いいよ……」
『やったー！！』
リドルくんに遠慮なく抱きつく！リドルくん不足じゃぁぁぁぁい！！！
「A…！？な、何を…」
『友達だから遠慮なくスキンシップしていこうと思って。だめかな？』
「構わないよ…」
先生、天使はココです
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紅葉(プロフ) - ユノさん» イメージ……了解しました！一週間ほどお待ちください！ (2021年3月1日 17時) (
レス) id: 3221235e86 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年2月27日 8時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ゼロさんさん» 最初のところですかね…？そこでしたらまだヴィル様は2年生で寮長じゃないのかな〜と、別の前寮長設定です！もしかしてヴィル様って2年生のころから寮長だったりしましたっけ…？まだパソストを見きれてないので…そうだったら教えてください！！ (2020年9月27日 11時) (レス) id: 60d5dfc4f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» あっ、やっぱりミスってましたね…！修正しときます！！面白いと言っていただけてうれしいです！！ (2020年9月27日 8時) (レス) id: b2f3a0ffd4 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロさん(プロフ) - 「それじゃあポムフィオーレとして認められた君等！！これから寮に移動するからちゃんとついてきなさい！」って言ってるのはヴィルさんですかね？なら人達、ではなく子じゃが達、の方がいいかと…生意気ですみません (2020年9月22日 13時) (レス) id: 4ea58f861d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2020年8月25日 0時
