ﾛｼﾞｬｰの元妻 (ページ41)

今日:6 hit、昨日:8 hit、合計:79,344 hit

41 ページ41

「俺の親父を失ってから、母さんから少しだけ聞かされたんだ。俺がまだ小さかった頃に、お互い海賊で恋人同士だった二人が、親父か母さんにプロポーズしたってさ。」

エドが深くため息をつきながら、「彼奴がな」と口を開いた。

白ひげ「だがな、ティファとロジャーは元夫婦だ。」

エ「元夫婦！？」が驚いた。

白ひげ「そうだ。ティファとロジャーの間には双子が生まれたんだ。しかし、ロジャーは別の女性との間にも子を作り、お前が生まれたんだ。何故そうなったのかは、俺にもわからん」は語った。

エ「えっ、マジで！？馬鹿親父が浮気したってことだよな！」が声を荒げた。

「ああ、そういうことだ」とエドは淡々と答えた。

ティファがエドの部屋に入ってくると、二人は話をやめて彼女を見た。

「二人で何してたんだよ？」と問われたエドは、少し笑みを浮かべながら「少しばかり話をしててな」と答えた。エースはそれを聞き、エドに色々と聞いて来たのだろうと察した。

「エース、エド。ロジャーの全て知る？」という問いかけに、エドは自信を持って「勿論だろ」と答えた。エースも同様に「うん」と返した。

しかし、話はそれだけでは終わらなかった。彼らが知らなかった、ロジャーと彼の相棒である女性の苦悩の歴史が明かされた。

「ロジャーは不治の病の病気を煩わした！でも、その前に私はロジャーの全てを知ってたからこの事を話した！なら、パパは私に病気を治さなくて良いって断ったの！で、海賊王になる事も貴方が産まれる事も他の女の所に行くのも宿命だった！だから私とロジャーは苦しんで、悩んで、その結果がこうなったの！」