ﾛｼﾞｬｰの元妻 (ページ39)

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続き① ページ39

あの後、マルちゃんとは色々と話をした。

「マザコンが来たよぉ」とマルちゃんが冗談めかして言うと、私たちは2人で目を合わせて笑った。

エ「何処に行ってたんだ？結構探したんだぞ」が聞くと、マルちゃんは笑顔で答えた。

「マザコンのエースかよぉ」とマルちゃんがまたしても冗談を言うと、エースは少し不機嫌そうに言った。

エ「だからマザコンじゃないっての！俺で悪かったな」が謝ると、マルちゃんは言った。

「悪くないよぉ」とマルちゃんの優しい言葉に、エースは少し和らいだ。

エ「母さん、可愛くないし！一緒に居てくれよぉ」が母親に呼びかけると、ティファは「良いわよ」と答えた。

「マザコンのエースかよぉ」とマルちゃんがまたしても冗談を言うと、私は苦笑いした。

エ「その瞬間2人とも黙った。母さんを悲しませた奴なんて嫌いだ」が言うと、マルちゃんは「ティファさん」と呟いた。

「俺、ティファさんが言った言葉分かったよぉ」とマルちゃんが言うと、私は驚いて目を見開いた。

「あはは！ティファさん意地悪だよぉ」とマルちゃんが笑うと、ティファは苦笑いした。

エ「マルコ、教えてくれよぉ」が聞くと、マルちゃんは「親父かティファさんに聞けよぉ」と答えた。

「そんな事ないよぉ。マザコン、エースにはこれぐらいが丁度良いんだよぉ」とマルちゃんが言うと、エースは少し不機嫌そうに言った。

エ「俺の事マザコン呼ばわりかよぉ」が言うと、マルちゃんは笑顔で答えた。

「ごめんごめん、冗談だよぉ」とマルちゃんが謝り、私たちは2人で笑った。