ルフィの物語 6 【ONEPIECE】 (ページ3)

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青雉ページ3

ロビンが、トンジットさんの家の前で立ったまま寝ていた男の顔を見て、顔面蒼白になって腰を抜かして倒れこんだ。

男は「・・・あらららコリャいい女になったな、ニコ・ロビン」と不敵に笑う。

ロビンの取り乱し様に、”麦わらの一味”に一気に緊張が走った。彼女以外。

ルフィは、その男が海軍本部"大将"青キジであると言う。
海軍の中でも"大将"の肩書きを持つ将校は、赤犬、青雉、黄猿のわずか3人。
その上には、海軍トップのセンゴク元帥が君臨するだけ。
世界政府の"最高戦力"と呼ばれる3人のうちの1人が、今、目の前に立つその男だと言う。

海軍大将の名に、さすがに”麦わらの一味”も動揺が隠せない。(ロビン)以外。

青「天気がいいんでちょっと散歩がてらに来てみただけだ。だいたいお前らアレだよ、ほら・・・もういいや」

サンジとウソップが「話の内容グタグタか。お前っ！！！」つっこむ。

青「おれの海兵としてのモットーは、だらけきった正義だ」

そこでも「見かけ通りだよ！！！」と言う。

青キジのボケた調子と、”麦わらの一味”のつっこみの相性がよく、なんだかんだで、いつもの明るいギャーギャー騒ぎになっていた。

青キジは、帰る前にトンジットさんの引っ越し移動の世話をしてやると言う。
青キジに言われるまま、”麦わらの一味”は青キジに協力して、トンジットさんの引越しの準備をしながら打ち解けていった。

大将青キジは、トンジットさんが進むべき進路の海にそっと手を触れると【氷河時代(アイスエイジ)】とつぶやいた。
すると途端に見渡す限りの海が一瞬で氷ついたのだ！！！
その威力には、巨大な海獣も一瞬で即死だ。

サンジとゾロはその凄さにド肝を抜かれた。