真実 ページ36
坂道では、ルナとゾロの二人でほとんどの海賊達をやっつけてしまっていたが、催眠術師のジャンゴが、力絶えて倒れこんでいる部下達に催眠をかけた。
「お前らは強くなる・・・だんだん強くなる!!」
催眠術にかかった海賊達は、崖をえぐる程の凶暴さになって復活した。
だが、その様子を見ていた彼女は催眠術にかかったフリをし勝手に暴れていた。
ここでジャンゴが、彼女に眠るように催眠をかけてだが彼女は全く効かなく、面倒くさそうなのでかかったフリをし眠った。
その頃、カヤの屋敷で”海賊の襲撃”を待つキャプテン・クロはふつふつと怒りを沸かせていた。
計画の時間になっても来ない、これでは計画が台無しである。
ルナ達が海岸で海賊達と戦っている頃、カヤは悪夢で目が覚めた。
海賊の血をひくウソップが、恐ろしい本性をむき出しにして海賊を引き連れて自分を殺しに来る夢・・・。カヤには、前日からのウソップの暴力的な行動が信じられないでいた。
悪夢にうなされた為、体の具合がよくない。
カヤは、クラハドールを頼って部屋を訪ねたが、そこには血まみれの執事、メリーが倒れていた。
メリーは重体だが、意識ははっきりしていた。
「お・・・お嬢様、ご無事で・・。クラハドール!!!あいつにやられました・・!!!あいつは海賊です!!!!今思えば、ウソップさんは一人この事実を知り、必死に我々を助けようとしていたのです・・。それなのに我々は誰一人、彼の言葉を聞き入れようとしなかちった!!
何と皮肉なことでしょう、我々は本物の悪党をかばい、あの勇敢な若者を追い立ててしまったのです・・!」
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作者名:WinWin x他1人 | 作成日時:2021年3月9日 10時