ルフィの成り代わり【ワンピース】 (ページ31)

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グランドールページ31

ウソップはいつもクラハドールに見つからないように、裏口からこっそり屋敷に入って
いたが、彼女が入ってきたことで言い争いになった為、クラハドールに見つかってしまう。

クラハドールは、ウソップに向かって言った。

「君は所詮ウス汚い海賊の息子だ。ウチのお嬢様に近づくのは辞めてくれないか。目的は金か？いくら欲しい？」

これを聞いていたカヤは怒った。

だが、クラハドールは辞めない。

「君には同情する。家族を捨てて村を飛び出した財宝狂いのバカ親父を恨んでいる事だろう。血がつながってないとでも嘘をつけばいい。」

それを聞いた彼女はグランドールをぶん殴った。

ウ「おれは親父が海賊である事を、誇りに思ってる！！！
勇敢な海の戦士である事を、誇りに思っている！！！
お前の言う通り、おれはホラ吹きだがな！！
おれが海賊の血を引いているその誇りだけは、偽るわけにはいかねェんだ！！！」

彼女は昔にヤソップの話を聞いてたのだ。

ウソップ達が出て行った屋敷では、カヤがグランドールに厳しく言い含められていた。

「全てはカヤお嬢様の為です」

そう言うとグランドールは手の平で、ぐいっと眼鏡を挙げる癖を見せた。

一方、屋敷を追い出されたウソップは、一人で海を眺めていた。
彼女はウソップの元に近寄り、単刀直入に言った。

【ヤソップだろう、お前の父親】

ウソップは、それを聞いてひどく驚いた。
彼女は、『赤髪のシャンクス』の一味に射撃の上手な男、ヤソップが居た事をウソップに話した。それで赤髪のシャンクスはおれが惚れた男だと。