ルフィの成り代わり【ワンピース】 (ページ30)

今日:21 hit、昨日:5 hit、合計:106,984 hit

ウソップページ30

でも、誰も本気にする者はいなかった。
ウソップのホラ吹きが聞こえると、そろそろ仕事を初める時間だ。
でも、”ほらふきウソップ”をとっちめてやろう、と今日も家々から人々が出てきて、ウソップを叱責さながら追いかけた。
そんな退屈で平和な日常の、平和な毎日の出来事にウソップは満足していた。

そんなウソップの元に、村の少年「ピーマン」と「にんじん」が現れた。

ピ「おはようございます！キャプテン・ウソップ！！」

にん「ウソップ海賊団、参上しました！」

一足遅れて駆けてきた「たまねぎ」は

たま「大変だーーー！海賊がきたーー！！」と大慌てで報告した。

本物の海賊が来たと聞いて、当初は逃げ腰だったウソップ船長だったが、相手が小舟で3人だけと知って、俄然やる気が出てきた。

その3人の海賊とは、ルナ、ゾロ、ナミで、3人に見つかったウソップは大見栄をきった。

ウ「おれはこの村に君臨する大海賊団を率いるウソップ！！！このオレの八千万の部下達が黙っちゃいない！！」と言うも、誰も信じてなどいなかった。

すぐに意気投合した4人は、村のめし屋で海賊の話で盛り上がった。

ルナ達が、仲間とでかい船を希望していると聞いて

ウ「この村で船があるとすりゃ、あそこしかねぇな。この村に場違いな大富豪の屋敷が1軒だけある。主といっても、病弱でいたいけな少女さ。1年くらい前、可哀想に病気で両親を失い、残されたのは莫大な財産と、でかい屋敷と、十数人の執事達。どんなに金があって贅沢できても、こんなに不幸な状況はねぇよ。でも、仲間はいるぜ。オレが船長になってやってもいいぜ！！！」と言うウソップに、3人は丁寧にお断りした。