続・思えば思わるる？いいや逆だひっくり返せ！

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東「そうか









舞麗舞の完全上位互換





体が耐えられるペースを無視したドーピング









上限がないから解除しない限りは
呪力もリセットされない









血液を急激に循環させたことによる
毛細血管の破綻









故に内出血で手足や目が徐々に赤くなる









術式の奥義

極ノ番






羅刹









東北の鬼の妖怪か






いいネーミングだ」









貴「ありがとうございます







極ノ番を会得した影響で
舞麗舞の呪力増加の時間制限がなくなったんです








ダメージの蓄積による強化は
相変わらず半日なんですが、

解除しない限り呪力は増え続けました」








東「いいことじゃないか




戦略の幅が広がる」





貴「いえ…」





東「ン？」









貴「術式を発動していないと
呪力がほとんどなくて…」






東「呪力がない？」








貴「舞麗舞を発動すれば
呪力が増えるので通常に加え身体は強化出来ます







ですが必要量まで時間を要するので





…例えば急に戦闘になったら

初めの数十分は
ほぼ素の力で戦うことになります」









身体強化にまわす初期の呪力が
普段はほとんどないのだ









どこにいったんだ呪力









東「羅刹が急激な速度で戦闘力を上げるせいか…








それを得るために失ったと仮定するのが妥当だな









羅刹についても内出血とはいえ負傷だ









制御出来そうなら
練習したほうがいいかもしれないな









心配であれば呪具を持ち歩けばいい」









貴「そうですね






普段から発動して慣れていきたいです」

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