壊れた世界に君とふたり【呪術廻戦】 #2

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東『……ハニーが誘いたいなら……構わんが』




…確かに葵くんは誘うことに渋々承諾していたけど





貴「うーーん
そっか



断ったのに無理に、ってわけにはいかないし…」




青「しかもパーティーって何だよ
普通結婚式だろ」



貴「呪術師は纏まった休みが取れないし都内にブライダル関係の企業は残ってないから式は挙げられないの」






別にネガティブな気持ちにはならなかった




親戚がいるわけでもないし、呼びたい人は大体呪術関係者だから小さなパーティーでもいいね、と2人で決めたのだ



私も葵くんも、パーティーを心から楽しみにしている



青「僕を誘うなんて相当友達いないんだな」



鎌塚青は見下すみたいに笑っている




貴「うん

都内にいた中学以来の友達はみんな連絡付かないし
…お父さんも来れないから」



青「…」




貴「あ、落ち込んでないよ
確かに友達は少ないけど、だからって不幸なわけじゃないし」








青「……いつだよ」




貴「来月の3日
ここに書いてる私の新居でやるから」




青「行くなんて言ってない」






と、言いつつ私の手元にあった招待状は取られてしまった






貴「残念
でも待ってるね」



青「気が向いたら、だ




天気が晴れてて任務も入らなくて他に何一つやることがなかったら行ってやる」






貴「晴れが好きなんだ」
青「気にするのそこじゃないだろ」

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