壊れた世界に君とふたり【呪術廻戦】 #2

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貴「私
葵くんがいないと、ダメみたい」


東「！」








彼のためなら何でもできる気がする
葵くんを守ろうと新たに手に入れた右手がそれを証明している









貴「ずっと一緒にいたい」








東「言われずとも、オレはAと一生共にいる腹積もりだ」





え？
一生？！




貴「！
ホント？！」

東「嘘はつかねェ」






真っ直ぐ目を合わせて、葵くんは言った





貴「…んふふ
へへ」

東「フッ」








くすぐったいような嬉しい気持ちにニヤけちゃって、それが葵くんにも移ったみたい
温もりに包まれるような、優しい幸福感が身体中に広がっていく









貴「…」






"ずっと一緒"
…って言われると、思い浮かぶ言葉








貴「ね
葵くん





私
今すごく幸せな考えしてる」




東「！
そうだな





おそらくオレも同じことを考えている
…だが少しだけ待ってくれるか？










オレにかっこつけさせてくれ」

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