LDH princess 6 (ページ1)

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▽HiGH&LOW 特別編ページ1

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(会話のみです。)

「なんだてめえ？」

『弱いねって言ってんの』

「ああ？」

『MUGENを倒せないのに最強兄弟？

笑わせないで、

そんなのに拳使ってるのなら

大切なものを守る拳に使え』

「ふっ、おもしれえな。」

雅貴「広斗、女には手を出すな」

『弱いものの言い訳ね？』

「かかってこいよ、」

『貴方がこれば？』

「ふっ、負けても文句言うんじゃねえぞ」

「はぁ...はぁ」

『ふぅ...拳はいいんだね。』

「お前もなっ」

雅貴「はぁ、お兄ちゃんの言うことを聞きなさい」

「黙ってろ兄貴」

『兄貴さんは？見てるだけ？』

雅貴「ああ？」

『最弱兄弟かもよ？』

「ううっ！！」

雅貴「っっ！！」

『ふっ...2対1で負けるってなんなの』

「お前、名前は？」

『名前？蛇。』

雅貴「ふ～ん、気に入った。」

「今日から、お前は俺達の兄弟だ」

『はぁ！？なんでこんな雑魚な奴らと兄弟なんだよ！』

雅貴「妹か～、うん、可愛い妹だ」

『ふれんじゃねえよ』

「生意気な妹だな～」

『うっせ、』

それから蛇は雨宮兄弟の末っ子となった。

仲も良くなってきて

いつの間にか広斗の彼女になっていた。

雅貴「お兄ちゃんは許さないぞ！！」

『いいじゃん、』

「好きなんだからさ、」

雅貴「こんなデレ広斗、猫以外に見せねえぞ」

『だから、許して？お兄ちゃん♡』

雅貴「っ...そんな可愛い顔をして」

「ん」

雅貴「？？なにしてんの？」

「好きなだけ横顔見してやるから認めろ」

雅貴「うぅ～！！」

...渋々許した雅貴だった。

だが、そんな幸せは長く続かず

4年後。

『今日も出掛けてくる。』

「どこ行くんだよ。」

『すぐ帰ってくる。』

「ちっ...」

雅貴「まあ、そんなカリカリするなって、」

だが、その夜

蛇は帰ってこなかった。

「くそっ！！！！！」

雅貴「なんで、帰ってこねえんだよ」

何日待っても何年待っても

蛇は、帰ってこなかったし

顔も見せずにどこかに行った。

コブラ「なあ、雨宮。」

「ああ？」

コブラ「蛇ってやつ知ってるか？」

「ああ、知ってる。」

雅貴「4年ぐらい会ってねえんだよ。

だけど、情報は一つある。」

「俺の彼女ってこと。」

雅貴「じゃあ、二つだな。」

コブラ「何個でもいいから。」

雅貴「あと一つは、あのなんだっけ？

美人な女の子。」

コブラ「...ナオミ？」

雅貴「あー！そうそう！

そのお姉ちゃんってことがわかった。」

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