LDH princess 3 (ページ32)

今日:9 hit、昨日:15 hit、合計:722,139 hit

▽ ページ32

.

風の中、歩き出す

のイントロが流れて

ザワつく体育館

3人ともマイクを持ち

花道を歩く

登坂夫婦だけまず行く

「「「「キャーー！！！！！！」」」」

花道の前に立った瞬間

悲鳴のような歓声をあびて

花道を通る

和佳奈は

え、って顔をしていて

とてもおもしろい

その後直人さんも登場

直人さんとカメラマンが入ってきたので

なにか察したのだろう

泣き崩れる人も出てきた

直人「こんにちは、

EXILE 三代目JSBのパフォーマー直人です。」

「三代目JSBのボーカル登坂広臣です。」

『同じく三代目JSBのボーカル姫路Aです。』

と言うと

パチパチと聞こえる拍手

三年生の人たちは

下を向いて泣いている

こんなにも多く泣いてくれる人がいて

喜んでくれる人がいて

とてもいい環境についたな。

って思う

『ここにきた理由は、

皆さんに、ファンの人たちにはいってませんでしたが

妹がいます。

そしてこの高校でして、

姫路和佳奈です。』

と言えば

和佳奈～！

和佳奈まじ！？なんて声が聞こえる

直人さんが

和佳奈の肩を組み

私の前に連れてくる

その間に

スタッフから花束をもらい

和佳奈と向かい合わせに立つ

『和佳奈のために、

手紙を書いてきました。』

和佳奈「嘘やろ？」

『ほんまやって笑』

私が手紙を書いたことあるのは

広臣だけ

家族に1枚も書いたことはない

それだからなのか

手紙を書いてきたことを信じてない

私は右ポケットから

手紙を出し

開けて読む準備をする

和佳奈「まって、泣いてまいそうやからさ

一回深呼吸、」

『はよして、

恥ずかしいって』

二人の世界に入ってしまってるけど

こんなのみんなの前でやったことはない

和佳奈が

深呼吸したところで私もして

一言目から読んでいく

『妹の和佳奈へ

卒業おめでとう。

和佳奈が生まれた時は私が

11歳の時でした。

とても歳が離れていて

懐いてくれないのか心配でしたが

ずっと行動する時は私と一緒でしたね。

私が高校の卒業の時

和佳奈が小学一年生でした。

そして卒業と同時に

私は東京に上京をしました。』

私は涙を堪えながらも

手紙をスラスラと読んでいった

.