▽熱 ページ45
.
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
『んー！』
朝、頭に響くアラームを止め
伸びをする私
その横で下を向きながら寝てる広臣
『昨日、呑みすぎたな』
昨日というかもう今日なんだが
朝の7時まで飲んでいた私たち
幸いな事に今日はOFFだからいいのだが
こういう時に限って早く起きてしまう
広臣を起こさないように
布団から出て
朝ごはんを作る
『げっ、ないじゃん』
冷蔵庫を開ければ
空っぽ
宅飲みはしてないはずなんだけどな
『まぁ、コンビニに買いに行くか』
独り言を残して
私はコートを着て財布を片手に
家を出た
...
店「いらっしゃいませー」
店員さんの声でも頭に響く
どこまで飲んだんだろ
途中で記憶がない私
変なことしてないかな
と思いながら
水を２本とパンとサンドウィッチを持ち
レジへ行く
店「680円になりまーす」
『はい、』
店「ありがとうございましたー。
またお越しくださいませー｡」
ここの店員さん
頭に響く声ばかりだな
さっきよりも頭が痛くなった私
そして何故かさっきよりも寒くなった気がする
寒くなったのはここの体温に慣れてきたのだろうと思っていた
『ただいま〜』
と言えば静かな部屋
まだ広臣寝ているのかな？
『広臣〜？』
寝室のドアを開けると
布団の真ん中にボコッとしてる物が
拗ねたな、
『ねぇ、広臣』
「フンッ」
布団をトントンして声をかけると
フンッって声を出して
顔を動かしたのか
布団がシャカッと音がした
『なんで拗ねてるの』
「...が置いていった」
と小声で聞こえたが
最初の方聞こえなくて聞き返す
「Aが置いていった」
とピョコっと頭を出して
はっきり言った広臣
そんな事かと思いながらも
頭を撫でて謝る
『ごめんね？』
「次は置いていかない？」
なんてウルウルな目で見てくるから
子供みたいで
布団の上から広臣を包み
『置いていかない。』
「約束。」
と小指を出してきたので
小指を絡め
『「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます。指切った」』
と小さい子がするようなことをした私たち
指切ったあと
笑ってしまった私
広臣もつられて笑う
私は布団に入って
広臣に包まれながら
また眠りに入った
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ﾀｶﾉﾘ ﾀﾞｯｸﾞ(プロフ) - ありがとうございます！訂正しました！これからも読んでください！ (2017年6月3日 19時) (
レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)
片外あこ(プロフ) - 立て続けにすみません！13じゃなくて12でした！すいません！ (2017年6月3日 15時) (レス) id: 20d31df5e8 (このIDを非表示/違反報告)
片外あこ(プロフ) - 13ページのところが怒るじゃなくて起こるになってました！なんか突然ですいません！いつも楽しく見させてもらってます！これからも、頑張ってください！ (2017年6月3日 15時) (レス) id: 20d31df5e8 (このIDを非表示/違反報告)
ﾀｶﾉﾘ ﾀﾞｯｸﾞ(プロフ) - たろちゃんさん» ありがとうございます！すいません、すぐ修正しますね！ (2017年3月4日 20時) (レス) id: 14f59ae5d8 (このIDを非表示/違反報告)
たろちゃん(プロフ) - 突然申し訳ないんですけど、DOBERMAN INFINITYです！ 最後の文字がEになってます！ (2017年3月4日 18時) (レス) id: 23322f0e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾀｶﾉﾘ ﾀﾞｯｸﾞ
| 作成日時：2017年1月9日 10時
