真 面 目 vs ヤ ン キ ー 2 ページ16
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亜嵐
頼む、起きてくれ。
涼真
A、置いてくなよ?
広臣
あと二週間あるじゃねえかよ。そばに居てくれ。
剛典
A...。
いま、Aは手術中。
救急車に入ったのは、俺と岩ちゃん。
ずっと、Aの手を握るけど
頭を強く打ったせいか
頭の出血が止まらない。
救急隊員に言われた。
「最悪の場合があると思っててください。」
と、
せめて、生きてくれ。
亜嵐「あ、」
亜嵐の声で顔を上げると
手術中のランプは消え
中から先生と看護師さんがでてくる。
先生「手術は成功しました。
頭を強く打ってますが
植物状態にはなりません。ですが...」
広臣「ですが?」
先生「記憶喪失になる可能性もあります。」
剛典「え?」
先生「記憶喪失について、は姫路さんが目を覚めてからにしましょう。」
涼真「ありがとうございました。」
先生たちがどこかに行き。
Aも病室に運ばれた途端。
俺たちは 膝から崩れ落ちた。
敬浩「おい、どういうことだよ。」
剛典「...たかひろさんっ、」
敬浩「岩ちゃん?」
亜嵐「くそっ!!!!!俺がそばにいなかったせいだ...。
敬浩くん、ごめんなさい。
本当にごめんなさい。」
敬浩「おいっ、亜嵐までどうしたんだよ。
A、生きてるんだよな?」
涼真「...はい。
ですが、」
敬浩「ああん??」
涼真「記憶喪失の可能性もある。と、」
敬浩「うそだろっ、うそだろ?
うそだよなっ!!!!!!」
俺は、なにもできなかった。
ただただ、泣くだけしか。
A 母「取り敢えず部屋に行きましょう。」
病室に行き、
Aの部屋をゆっくり開ける。
『こ、こんばんわ...』
敬浩「生きてた〜ッ!!!」
『いけめんっ...。』
剛典「え?」
『皆さん、どうしたんですか?
私の家族ですか???』
敬浩「え?敬兄だよ?」
『ん?敬兄?????』
え??本当に記憶喪失になったのか??
うそ、だろ...。
先生「記憶喪失について、聞く方いますか。」
敬浩「全員で聞きます。」
先生「ですが、せめて 5人でおねがいします。 」
A 母「あなた達行ってらっしゃい。」
俺たちが行くことになった。
先生「率直にいうと、記憶喪失です。
家族のことも すべて忘れているでしょう。
ですが...
手術中、睡眠してるはずが 口だけは動いていたんです。
それが...」
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ダッグ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年2月1日 21時) (レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 受験頑張ってください。かげながら応援してます。 (2018年2月1日 19時) (レス) id: 33e9cfb677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タカノリ ダッグ | 作成日時:2017年10月31日 19時