真面目 vs ヤンキー (ページ40)

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真面目 vs ヤンキーページ40

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隆二と二人で、ツーリングに向かう途中

俺の携帯が鳴った。

コンビニで休んでたところだったから

携帯を見ると、亜嵐の文字が、

でてみると、岩ちゃんが事故にあったという。

即健ちゃんたちに用事ができたと言って

隆二と二人で病院の方に向かってたところ、

...見覚えのある後ろ姿が

広臣「おい乗れっ！」

そう声をかければ、唖然としてるが

隆二の後ろに乗らせて

またバイクを走らせる。

そして病院に駆け込み、待ってたのであろうAの友達。

でも俺はひとつだけ気になった。

＂一人でいたいときだってあるだろ？＂

俺は思った。

岩ちゃんは、とても寂しがり屋。

一人でいたい時は、失恋した時悲しいことがあった時。

逆に一人でいたくない時は、痛い思いをした時。

だから、俺は静かに岩ちゃんの病室に向かった。

402号室に行くと、中から声がする。

？「...剛典、この子と婚約してもらう。」

剛典「え？」

？「高校を卒業したら入籍を入れて欲しい。」

剛典「...俺は反対です。」

？「なんで？」

剛典「俺は守りたい奴がいるんです。
その人は、凄く笑顔が素敵なんです。

笑顔を見るとつられて笑顔になるし
守ってやりたくなるんです。
そばに居てあげたくなるんです。

手を伸ばしてあげたくなるんです。
そんな人と出会ったの俺は初めてだから。
その人との手を外したくないんです。」

？「...剛典、その人と合わせなさい。」

剛典「もうすぐくると思います。
影で見てますか？」

？「いい、ここにこさして。」

岩ちゃんが婚約？

岩ちゃんが守りたいって思うやつ？

それはすぐにAってわかった。

でもっ、俺はそう簡単には渡さないよ？

ガラガラッ＿＿＿＿＿＿＿＿＿

剛典「...臣っ」

広臣「こんばんわ。岩ちゃんのお母さんお父さん。
そして、婚約者さん？」

岩田母「なんでこの子がいるの。
剛典合わない約束したわよね？」

岩田父「あれから会ってないよな？」

広臣「...それはどうですかね？
それよりも、なんで俺たちとあったらダメなんですか？」

岩田母「岩田という名が下がるからよ。」

広臣「ふ～ん。

...岩田？なにそれ。だっさ。
金持ちだからって名前が上がんの？

岩田で？岩田だけで？
登坂の方が良くない？登る坂だよ？
岩田なんて、岩に田んぼじゃん。」

俺は、名前を貶しまくった。

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