真面目 vs ヤンキー (ページ22)

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真面目 vs ヤンキーページ22

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あの後、亜嵐にキスされて広臣先輩の胸で泣いて

亜嵐とすれ違ったあと、

私は家に帰って、敬兄と今日の花火大会について話す。

『今年は私服で行こうかな～』

敬浩「え？去年浴衣でいったの？」

『うん。黒とピンクの浴衣』

敬浩「俺もそれみたい～。

男で誰が見たの？」

『誰も見てないはず。

あ、お父さんは見た。』

敬浩「いいな～。今年も浴衣着ていって？」

『んもぉ、しゃーなしだよ？』

といって、今年も浴衣で行くことに、

剛典先輩にも、LINEで

浴衣できてくださいね。と言った。

剛典先輩と敬兄と浴衣姿かっこいいんだろな～。

敬浩「準備できた～？」

『うん！できたよ～。』

そして、夜になり、

玄関に降りていく、今年は三人で先に行って場所取り。

理由を聞けば歳だから。って、

剛典先輩「あ、Aちゃん、」

『剛典先輩っ...』

敬浩「ん～？おふたりさんどしました？」

かっこいい...

いつも前髪を下ろして眼鏡をかけてる剛典先輩。

だけど。今日は、

前髪をこんにゃくで止めていて、眼鏡もなく

浴衣の黒と白がとても似合っていて

すごくかっこいい。

敬浩「あ、俺の妹に惚れるなよ？」

剛典「もう元々惚れてますよ。」

『や、やめてくださいよ笑』

我に帰ればそんな話ばっかりしてくる敬兄

そういえば、敬兄もとてもかっこいい。

紫色を中心に白もあって、

髪の毛は、いつもわけてる髪の毛を真っ直ぐに下ろしていて

2人ともいつもと違う雰囲気

剛典「あ、これかわいい」

敬浩「これ、俺が買ってあげたやつじゃん」

『うん。いいでしょ？』

剛典「いい感じ。」

黒とピンクの浴衣に合うようなヘアピンを探していたら、

半年前ぐらいに海外のお土産といって買ってくれたヘアピンを見つけた。

濃い紫色で、その形がバラ。

日本では売ってないような感じのヘアピン。

そして髪の毛をバラ型にしてもらい

その斜め上にヘアピンをさす。

そんな感じな私の髪型。

『うわ！りんご飴だ～。』

剛典「俺、いちご飴～。」

敬浩「俺ぶどう～。」

『じゃあ私はみかん～。』

店員「美男美女やないか。

サービスしてやるわ。」

といって、綿菓子無料券をもらった。

やった♡

それからみかん飴を舐めながら屋台を回った。

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