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真 面 目 vs ヤ ン キ ー ページ20

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やらかしてしまった。



最低だな俺。






屋上のドアの前にまだ先輩がいるからって...









亜嵐「ホント最低だな。」


?「あ、白濱亜嵐」


亜嵐「え、剛典先輩。」


剛典「どうしたの、屋上に座り込んじゃって」


亜嵐「聞いてくれますか、」









それから、一部始終を剛典先輩に話した。





話終わったあと、剛典先輩は


そっか〜とだけ言って黙り始めた。









亜嵐「俺、小さい頃からあいつのことが好きなんです。


ずっと、だけどあいつは、
俺に見向きもせず恋なんかしなくて
俺のことなんて男として見てないし、

ボディータッチは多いし
スカート履いてても脚は開くし」


剛典「ははっ、でもその立場でも俺は満足だなぁ。


心開いてる証拠でしょ?

その部分は絶対亜嵐にしか見せてないはずだよ。
だってさ、亜嵐以外と喋ってるのあまり見かけないし、
亜嵐と喋ってる時が1番楽しそうだよ。」









と、剛典先輩は悲しい顔をして俺の顔を見てきた。






...まさか剛典先輩も?









剛典「その勘、正解だよ。」


亜嵐「え?」


剛典「俺、亜嵐に渡すつもりない。


今は、亜嵐の方が距離近いけど

俺がいつかそこの立場とってやるから、」


亜嵐「...俺、ここの立場譲る気ないんで、」









宣戦布告ってやつか...






それから剛典先輩と屋上をおりた。


そして、三年生の渡り廊下をふたりで歩いていると




...聞き覚えのある泣き声が









亜嵐「...A」


剛典「...臣」









え?剛典先輩、登坂先輩と繋がりあった?





真面目な人が...?



あんな、ザ不良って人と...?









広臣「...A、俺」


『...ん?どうしたんですか』


広臣「...ううん、やっぱなんもねぇ」


『なんですか〜、気になりますよ』


広臣「またいつかな、」









絶対、登坂先輩、言おうとしたよね?





完全に俺らと目合ったし、


...ライバル増えるとはな









『...あ、亜嵐』


亜嵐「っ、じゃあな」


剛典「ちょ、亜嵐」







『...やっぱり』


広臣「A、」









なんであの時、謝れなかったんだろう。





俺は昔っからこうだ、


素直になれず、謝らなくて、

いつもAと喧嘩をしたらAから謝ってくれてた。





例え、俺が悪くても









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ダッグ(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます! (2017年10月31日 19時) (レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)
心愛(プロフ) - はじめまして。何だか深イイですね〜!がんちゃん落ち見たいデス!臣さん落ちも魅力的デスガ…頑張ってくださいね〜! (2017年10月31日 13時) (レス) id: e0a21118dc (このIDを非表示/違反報告)
タカノリ ダッグ(プロフ) - Natsumiさん» 大好きだなんて、、、、笑ありがとうございます! (2017年8月27日 2時) (レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)
Natsumi(プロフ) - タカノリ ダッグさん» いえいえ!もう大好きです!頑張ってください♪ (2017年8月26日 21時) (レス) id: 74cfa4bee8 (このIDを非表示/違反報告)
タカノリ ダッグ(プロフ) - Natsumiさん» そんな興奮してくれるなんて、、、、ありがとうございます!! (2017年8月25日 23時) (レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タカノリ ダッグ | 作成日時:2017年8月1日 2時

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