真面目 vs ヤンキー (ページ19)

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真面目 vs ヤンキーページ19

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今現在、4時間目が終わる5分前でございます。

このまま時間が止まってくれぇ

お願い。今日で命がなくなるかもしれないんです。

どうかっ、どうかっ、

キーンコーンカーンコーン＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

チャイムーーーーーーーッ！！！

本当にいらない、私行きたくない。

絶対やだもん。

廃墟に行く方がましなんだけど。

告白じゃん、もうわかったことじゃん。

なんで？なんで私を連れていく？

OKする所を近くで見さしたいから？

亜嵐「A～行くぞ」

『やぁだ』

亜嵐「行くぞ」

『...うっす』

神様...どうか神様

告白じゃありませんように...

兼子「亜嵐くんって彼女いるの？」

亜嵐「いないっすよ。」

兼子「じゃあなんであの子はいるの？」

亜嵐「俺の相棒なんで」

兼子「ふ～ん。
で、私と付き合う気になった？」

亜嵐「全く。これっぽっちも感情が出てきませんでした。」

兼子「じゃあ今日の花火大会一緒に行きましょ」

亜嵐「じゃあ、の意味がわかりません」

兼子「いいから、」

亜嵐「いやです。」

会話についていけんよ～。

ずっと、亜嵐の横にたっているだけ。

怖いから手を繋いでいるんだけど

本当に怖いの、だって圧力がすごい

私の亜嵐っていう感じが...

兼子「来なかったら...」

亜嵐「もうその脅しはいいです。
貴方も俺の顔と体が欲しいんでしょ？

俺は最初はこいつって決めてるんで、
あ、ていうかもうこいつとキス終わってるんで」

兼子「...なんなのよ」

え？待って待って私ファーストキス終わったの？

てか、終わってたの？

まだ私終わってないと思ってたし...

そして、兼子先輩は長い髪を流しながら

屋上をでていった。

『ね、亜嵐』

亜嵐「ん？」

『いつキスしたの...？』

亜嵐「ん。いま」

え...進行回路停止

いま、亜嵐の顔が近づいてきて

唇に暖かいものが重なって

『もしかして、今初めてってこと？』

亜嵐「そうだけど？」

『...最低』

私は、亜嵐を睨みつけ走って屋上をでていった。

...もう何よ。ほんとに。

亜嵐の馬鹿。馬鹿馬鹿馬鹿。

『亜嵐なんて...大っ嫌い』

？「A？」

『ひろ...おみ先輩』

広臣「ん？どうしたの？」

私はただただ広臣先輩の胸の中で泣いた。、

...亜嵐が何故あんな行動したかなんて知らず

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