真面目 vs ヤンキー (ページ17)

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真面目 vs ヤンキーページ17

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剛典先輩にそんなことがあったなんて...

私は思わず涙を流してしまった。

敬浩「...岩ちゃん、」

『剛典先輩...』

剛典「あっ...すいません。
男なのに泣いちゃうのってダメですよね笑」

『先輩。無理して笑わないでください。
広臣先輩たちと一緒にまたヤンチャしたいんですよね...？』

剛典「っ...ああっ臣たちとっ一緒にいたいっ...」

剛典先輩は、私の胸の中で泣いた。

凄く辛かったんだろう。

剛典先輩は私の胸の中で寝た。

敬浩「今日一緒に寝てやれよ。」

『え？私が？』

敬浩「だって、ほら」

と敬兄が指をさしたところを見ると

剛典先輩が遠慮なくギュッと私の服を掴んでいた。

これは離してくれない感じかな。

『じゃあ、敬兄おやすみ。』

敬浩「おやすみ。襲われそうになったら呼べよ？」

『そんなことされません。』

敬兄に、剛典先輩をベッドに入れてもらって

私はそのままベッドにはいり剛典先輩を抱きしめる。

背中を摩ると、また泣いてる剛典先輩。

...辛かったんだね。

『剛典先輩...』

剛典「...zzZ」

『私がそばにいますから。
他に亜嵐だっていますしね？笑

剛典先輩は1人じゃないですよ。』

剛典「ん、」

そして私も剛典先輩を抱きしめながら眠りについた。

次の日の朝

剛典「え？え？え？どゆことどゆこと」

『んっ...おはようございます。』

剛典「あ、おはよう。
ね、これどういうこと？」

『あれ？昨日のこと覚えてないんですか？』

剛典「昨日確か...昔話に花を咲かせて
俺が泣いてしまってそのまま寝てしまったんだ...」

『はい。笑
それで私の服を離さなかったんですよ、』

剛典「あっちゃ～」

剛典先輩は、枕にボフッと顔を埋めた。

髪の毛の間から見えた耳が赤いのは気のせいかな？

剛典「ごめん！ごめんね？」

『いえいえ！』

剛典「...本当にごめん」

『全然いいですよ、笑』

剛典先輩はその後何度も何度も謝ってきました。

だから、こそ私はもう申し訳なくって

『じゃあ、今日の花火大会一緒に見ましょ！
なら、私も許してあげますから』

剛典「ほんと？」

『はい、笑』

剛典「じゃあ、待ち合わせしようね？」

それから剛典先輩は帰って、

今日の夜は剛典先輩と2人で花火大会...♡

浴衣着ようかな～

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