真面目 vs ヤンキー (ページ2)

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真面目 vs ヤンキーページ2

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「ごらぁぁぁ！！！！！」

「っ..やんのかごらっ！！！」

亜嵐「またやってんのかよ...」

『ふっ...まぁいいんじゃない？
男はタイマンで勝負。って良くゆうじゃん？』

亜嵐「俺は興味ねえけどな。」

私の通ってる高校では、毎日と言っていいほど喧嘩が起きている。

渡り廊下でも普通にするし、屋上にでもする。

今だって、

先生は呆れて止めにこない。

まぁ怖いっていう先生もいるんだろうけど、

『ねえ、亜嵐』

亜嵐「ん？」

『次なんだっけ？』

亜嵐「次は...数学A」

『数学かよ～、しかもAってハゲじゃん』

亜嵐「つべこべ言わず行くぞ」

『だりぃ...』

なんだよ、けち亜嵐

けちけちけちけち。

あ、けち亜嵐はね、私と小さい頃からの幼馴染み

幼稚園から一緒で

それから小学校中学校高校とずーっと同じクラス

まぁでもそれだからこそ学校にこれてるって言うのもあるんだけどね、

亜嵐「心の声もれてんぞ～」

『うるせ、ばーか！』

亜嵐「バカはてめぇだろ。待てこのやろ！！」

『キャハハッ！もうやめてっ...亜嵐っ笑ハハッ』

亜嵐「参ったは？」

『ま、参ったッ笑』

亜嵐「ふぅ...小さい頃から変わんねえな。」

私は小さい頃から脇が弱い。

触れるか触れないかの距離でも飛び跳ねてしまう。

だからそれを使って亜嵐がこしょばしてくる。

もうほんと、亜嵐には私の扱い慣れてるから怖いよ。

先生「白濱、姫路、早く教室に入りなさい。」

『はーい、はげ先生』

先生「はげじゃない、はげもとだ。」

このことを言わない方が良かったのかもしれない。

だって...

授業始まる前の挨拶の時

先生「姫路、放課後職員室に来るように」

と言われたんだから...

それを見たら亜嵐は、横でずっと笑っている。

なんなのよ。、もぅ。

それから、今はげもと先生の授業受けてるんだけど段々と眠くなってくる。

コクッコクッと頷く私を見て亜嵐は

亜嵐「くくっ...」

ずっと笑いをこらえてます。

そして終いには...

ゴンッ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『いったぁ...』

先生「姫路っ！！
居眠りをしていた罰にここの問題を解きなさい。」

『はぁ...勘弁してくれ』

机に頭をぶつける始末

そして亜嵐はというと

亜嵐「はははっ...笑」

先生「白濱！うるさい！お前も放課後職員室に来なさい！」

亜嵐「まじかよ...」

天罰が喰らいました♡

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