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琥珀「俺が聞きたかったの全部聞けたからよかったよ。笑」
『達也兄、私のことなにか言ってた?』
琥珀「...ううん。俺の前でも誰の前でも家族のはなしはあまりしなかった。
しても、蛇の妹 ナオミの思い出話しか...」
『そっか』
琥珀「だけど、店の写真立てがあるんだけど、
そこに、達也と蛇とナオミの三人の写真が写ってるんだ。
それから、達也と蛇のふたりの写真も、」
『...そっか。なんか嬉しいね笑
捨てられたのに達也兄は忘れてくれてなかった。
...ナオミのことは知っていた。
でもナオミは覚えてないんだろう。
達也兄はいつも施設に遊びに来てくれてた。
閉園まで...ずっと...
だけど、引き取られるってなった時
最後まで 俺は蛇を渡さねえ!って言ってさ
園長にも言いに行ってね、大変だったよ笑』
琥珀「ふっ。達也らしいな。」
『でしょ?
...だけどね、苦しいんだ。
達也兄を最後まで一緒にいれなかったこと。
大人の達也兄かっこよかったんだろうな。
1度でも...いや何度でも見たかった...』
琥珀「...蛇」
『琥珀くん、達也兄をひいた犯人を見つけてくれてありがとう。
ほんとっに...ありがとっ...』
琥珀「達也は、最高の親友だよ。
...蛇もな。」
『へっ?』
琥珀「俺の...最高なダチだ!」
『ふふっ。私もだよ。』
琥珀「じゃあな、しっかり休めとけよ?
また会いに来る。」
『うん!笑
ばーい!!』
コンコン____________
『はーい。』
「俺だ、入るぞ」
『ん。』
「最後の挨拶に来た。」
雅貴「広斗、まだ言わなくてもいいだろう。」
「いいから、黙ってろ」
『え?なにいってんの?最後の挨拶?笑』
「ああ、
もう、俺らのそばから離れた方がいい」
『...や、だ』
雅貴「広斗、もういいだろう。」
『なんでっ...なんでよ』
「それは...言えない」
雅貴「ごめんな。せっかくの再会なのに」
『もう言ってよっ...おねがいっ離れないで...』
「わりぃ...」
『ねえ、あれでしょ?
私の元から離れないと、私殺られるんでしょ?』
「っ!!!!」
雅貴「...なんでそのことを」
『やっぱり。
二階堂が言いに来た。
だけど、嫌だよ...もう私広斗たちと離れたくないの。』
「...といて..だよ」
『え?』
「俺たちから離れといて何言ってんだよ!!!」
『...広斗』
「俺が、俺らがドンだけ探し回ったか、知ってんのかよ!」
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ダッグ(プロフ) - 蒼愛さん» 例えばどこでしょうか? (2017年9月29日 21時) (レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)
蒼愛(プロフ) - 全体的に文章がおかしい所とか、話し言葉でおかしい所が多いと思います。 (2017年9月29日 21時) (レス) id: 9cfc6511e5 (このIDを非表示/違反報告)
タカノリ ダッグ(プロフ) - ななみさん» リクエストありがとうございます! (2017年8月10日 20時) (レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 笑ってこらえてに出てほしいです。 (2017年8月10日 20時) (レス) id: c36a27a292 (このIDを非表示/違反報告)
タカノリ ダッグ(プロフ) - loveさん» ありがとうございます! (2017年7月18日 20時) (レス) id: 58b6059611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タカノリ ダッグ | 作成日時:2017年6月14日 18時